テストする人。

ソフトウェアテストってわかんない。テストとQAのゆるゆるブログ。

人見知りの私がシンポジウムでボッチにならない方法

うん、書こう。

私が最初に社外のイベントに参加したときに実践した 方法を紹介します。

現在も続けていることも、やっていないこともありますが ボッチでぼーっとしてるなら 100倍効果も満足度もあると思います:)

登壇者に聞きたいことを考えてから行く ★★★

シンポジウムやカンファレンスの場合、事前にどのセッションを聴講するか決めていると思います。 その際に登壇者に質問したい内容を決めておきましょう。

もちろん、セッション内容であれば聴講してみないと質問がないかもしれません。 事前に予稿集がある場合は、気になるポイントにチェックしておきます。 講演中に疑問が解決することもあるでしょうし、あたらしく疑問が生じるかもしれません。 疑問があれば質問してみましょう。

セッションの内容以外のことも考えてみよう

また、セッションの内容だけに言及しなくてもよいと思っています。(人によるかもしれないけど) 私が最初に行ったシンポジウムの基調講演はSonicGarden 株式会社ソニックガーデン倉貫義人さんだったのですが、 そのときに聞いた質問が

 「なんでRuby on Rails(RoR)を選んだんですか?」

でした。

SonicGardenさんはRoRで開発をしています。 よく、こんな質問に答えてくださったと思います。ありがとう。倉貫さん。

なぜ、こんな質問になっちゃったかというと

  • 自社でもRoRを使っているから
  • 自社でRoRに打ちひしがれたPHPerエンジニアがいたから

からでした。たしか事前に社内で聞きたいこととか調査したはず。

人見知りの人は、その場で気の利いた言葉や質問なんて出ません。 その場で出ないなら、事前準備くらいがんばりましょう。

登壇者の方は(私が知る限り)本当に優しいですし どんな話も親身になって聞いてくださったり、答えてくださいます。 あと、よっぽどなことがない限りは喜んでくださいます:)

ポイント

  • 事前に聞きたい質問を考えておこう
  • 予稿集があるなら要チェック
  • レベルの低い質問・・・と思っても聞いてみちゃいましょう

SNSで事前に交流しておこう ★★★

面と向かっては恥ずかしいけど、SNSであれば多少なりとも人見知りが緩和できる人にオススメです。 特に私のように地方在住の場合、当日初めましてという方がすごく多いので その前にSNSで知合いになっちゃいましょう。

それは恥ずかしい・・・という方や、相手とそんなに交流が持てない場合は 「そのシンポジウムに初めて行きます!ぜひご挨拶させてください!」 とメッセージとか送っちゃいます。

当日会って話す口実を作っちゃうのです。

きっとこれで思い当たる人多数だと思う(いまだに超使っちゃいます。だって人見知りなんだもん)

ポイント

  • 講演者以外にもOK
  • 本を持っていってサインしてもらうお約束をしてもらったこともあり
  • 直接言うのは恥ずかしくても、SNSだと結構軽減される
  • 色んな人がSNSしてくれているのはありがたい
  • ありがたいことにはあやかりたい

自分の悩みをネタ帳にまとめておこう ★★★

これは、このシンポジウムに行く前にいった勉強会でアドバイスがあったというか 悩みをこの日に聞いてもらいなよ。って紹介してもらう機会があったからなんだけど

事前に今の自分の状況とか 悩みとかまとめました(あ、このシンポジウムではなく、翌年のワークショップかもしれん)

ネタ帳はその頃からバッグに入れるようにしているのですが その場でも使えたり、使わなくても自分自身のふりかえりになるし いつか日の目がきたりするし 自分自身のためにオススメです (ブログも似てるかもしれんな・・・)

名刺交換しまくる ★★☆

営業と思われないように注意。 嫌がる方もいらっしゃいます。

当時のマネージャーから

「どうせ行くなら、全員と名刺交換するつもりで行ってこい」 と言われました。

字面通り真に受けてしまって、そのときのシンポジウムの情報交換会では 本当に8割くらいの方と名刺交換したような気がします。 その後本当に仲良くしている方多数なのでありがたいです:)

東京とかの大きな会場だと無理だっただろうな。

ポイント

  • 小さい会場で有効
  • まんべんなく色んな人と話したいときに
  • 事前準備が楽
  • 嫌煙されることもあるから注意

本会終了後はアウトプットしよう ★★★

一番オススメはブログ。 本会の感想を是非ブログに書いてみてください:)

この時は、社内外両方へフィードバックしました

プレゼンとか超下手だし、ブログも書くのすごく苦手(個人ブログならいいけど)なので かなり時間かかったんじゃないかなと思います。

でも、それくらい刺激はあったはず。 ここまでしなくても、「楽しかった:)」だけでもアウトプットするのは大事です!

ポイント

  • 簡単でもブログやSNSに感想を書いてみよう
  • 次につながるよ!
  • フィードバックの結果は数年後自分に返ってくるよ

実践してみて

たしか、最初のシンポジウムではこれらをすべておこないました。

実際書いてみると、かなり色々やってるなぁと思っちゃったけど なんかできることからちょっとずつやればいいと思います。 (または、最初だから思いっきりがんばっちゃえば、あとが楽!)

でも、お陰で、その頃知り合った方々は今でも仲良くしてもらっている方ばかりですし、 講演者の方々ともその後お会いする機会が度々あって、お付き合いが続いています:)

なにより、目的をもってシンポジウムに行く体制ができているのは かなり前向きな参加ができるので 是非試してみて欲しいです:)

自分史上最高にノリノリだったときに作ったポジションペーパーを晒してみる

過去何度か、某ワークショップのポジぺに悩んでいる人に 自分の最高傑作を見せたかったのに どこに置いたかわかんなくなってました。

それで、@nemorineのを紹介しちゃう:) すごくいいポジぺだと思うんだ。 (出した当時のは見てなくて、BPPポジぺとして紹介されたのを見てた) nemorine.hateblo.jp

超いまさらだけどさらしちゃう:)

しかも、某ワークショップでは見せられなかったカラーバージョン♡

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もう3年も前なので、何とかお母さんやってる以外は 働き方とかもいろいろ変わってる。 というか、あんまりいろいろ気にしなくなっちゃった:)

タイトルにもあるとおり、このころの私は最高にノリノリだったし 周りも超よいしょしてくれて、最高に持ち上げてもらっていたし いまだにこの頃の話は出してもらえる。

そのくらいノリノリだった。

このときのパフォーマンスは今のところ出せそうにない。 若さ(年齢的というより、クラスタ初年度という感じ?)と勢いは その時じゃないと出せないんだろうな。 知らないっていい意味で武器だと思う。

このポジぺに書いていることは、私だけじゃ到底達成できないことだらけで 応援してくれる人や協力してくれる人、 持ち上げてくれる人、提案してくれる人、ほめて育ててくれる人 いろんな人が同時期にいてくれて

自分の健康状態や仕事や家庭の時間が許す限りそれに誠実に応えた 自分の成果だと思う。

このポジぺは、その成果を最高の形で表現したくって*1*2 自分なりに最高の形で表現できたといまだに思っている。

新聞って本当に素晴らしいと思った。 この情報量なのに、パッと見出しが目に飛び込んでくるし、読みやすい。 うまくカテゴライズされてるとか。 私はいつも書きすぎてしまうので、そんな私の情報量をわかりやすく?表現できるってすごい。

そのために、この作成ツールの使い方覚えるのに必死だったし、新聞作成のルールというのを初めて知ったりしたんだけど。

ポジぺで賞に意味があるのか?みたいな話もむかーし出てたことがあるんだけど やっぱり誰かに評価してもらえる機会が圧倒的に少なかったので、 すごくうれしい。*3

そういういろいろも含めて、この年はすごく没頭できた年だったんだな。 いまだに続けているものがほとんどなのだけど、ほぼすべて形が変わってきているので もっといい感じに形を変えていけるといいなぁ。

*1:これを作る時点で、この内容このポジぺでBPP獲れなかったら、自分にもう獲れるチャンスはないと思っていたし、実際そうだった

*2:といっても、もう一回そんなチャンスがあれば頑張っちゃうけど!

*3:いまだにトロフィーってこの1つだけしかもってない

いいんちょの3度目の正直

いいんちょです。

タイトルに深い意味はありません。でした。↓書いてみて思ったけど、ごろが良かったのでそのまま採用。

 

この時期この いいんちょ エントリーを書くのが恒例になっています。
今年でもう3回目。

1回目は一人のいいんちょではなかったから、あぁでも大変だなーって思って

2回目はおうちに帰って泣いて*1

3回目の今回はどうだったんだろう。

参加者のみなさまに最後まで楽しんでいただけたのかとか

(実際楽しめなかったという話も聞いていて、猛省しているので来年はかえます。)

今回は大学を会場に使わせてもらったこともあって、学生に来ていただいたことで

彼らの未来をちょっとだけ変えるお手伝いができたのなら、それはそれですごくうれしいことだし

わたしたちは隔年で福岡を拠点に九州各県を回っているのだけど、その目的をきちんと果たせているのだろうかとか

貴重な時間を登壇や発表準備、その打ち合わせに費やしていただいた登壇者のみなさまにきちんとそのかけていただいた分をストレスなく滞りなく最大限にお手伝いできるような運営ができたのだろうかとか

完全にボランティアとして、半年くらいの期間一緒に考えてくれた実行委員の人たちはそのかけた時間分何かを得られたのかとか

運営費として出してもらったスポンサーや参加者からの費用を価値のある使い方ができたのかとか

そういう活動を応援してくれている会社や家族にそれだけの成長や価値を返すことができているのだろうかとか

 

3年(実行委員時代からだと4年)やってきて、見えてくるものが増えてくるたびに結局満足いくまでがんばれているかすごくもやもやします。

 

ただ、さっきこの日の写真を整理していて

 やっぱり一日すごく楽しくて、

 私も走り回ったり、

 モデレーターしたり、

 挨拶したり、

 いろんな人と話すことができて

この日を過ごせたことはとてもうれしかったので

 

上に書いたようなもやもやは少しずつしか解決できないかもしれないけど

ちゃんと、全員にもっと価値を見出してもらえるようにがんばりたいな。

 

*1:詳細はナイショ。でもちゃんと今年リベンジしてやった!!

すごくいいチームだな。って思った話。

ポエムです。

先日、いいレビューができました。
レビュー対象は予稿集です。

時間がなくて追われていたのですが、
いつもはMLに投稿しない方もレビューコメントをつけてくださいました。

また、投稿してくれた全員が

  • 予稿集のできあがりのステキポイント
  • 作り手が嫌な感じに受け取らない指摘

ができていて、

「このチームすごい」「すごくいい」

って、感動しました(´;ω;`)ブワッ

そんなチームが作るシンポジウムが明後日11月4日(金)宮崎大学で開催されます。
当日受付もするようにしましたので

うっかり連休にしちゃった方とか
特に学生さんとか(学生さんは通学証提示で無料)とか
テストで悩んでいる方とか

いらっしゃるといいと思います:)

http://www.jasst.jp/symposium/jasst16kyushu.html

メンバー一同心よりお待ちしています。

私が勉強会で一気にテンションが下がるたったひとつの行動

先日勉強会で、とっても残念なできごとがありました。

それは、

『カシャ、カシャ』

という、一生懸命スマホでスライドを撮影している音です。

スマホで撮影する何がだめなのか

音で気が散ってしまう

一番の理由はこれです。日本では残念ながら標準についているカメラは音が消せないようになっています。
 でも、消音とか微音アプリあるんだから使えば音はほぼ無音になります。

また、その音で講演者の声が聞き取りづらくなることもあります(だいたいが気が散って聞き取りづらいのだけど)

スマホの光で気が散ってしまう

スライド投影する場合、スライドの周りを中心に暗くしているところが多いと思います。
 そのときに、スマホの画面が視界に入ってきたらそちらに気が行ってしまいます。

できれば、自分の身体の範囲(自分の周辺に迷惑がかからない程度)の範囲にしてほしいです。  身体の下からならそんなに視界にはいらないので、気にしなくてもいいと思います。

どうして欲しいか

参加者として

  • 消音、微音アプリを入れて欲しい
  • できれば顔より上や離れた距離で撮影しないで欲しい
  • あとで公開するとわかっているものは、撮影しなくていいと思うの(´;ω;`)ブワッ
  • どうせとるなら講演者のライブ感をとると嬉しい

運営として

  • 撮影OKかどうか
  • 周りの人が気にならないかどうか  ←大抵ここに気づいてないだけだと思っています。

登壇者として

  • 公開できるスライドかどうか(必ず公開する必要はないと思っています)
  • 撮影OKかどうか
  • 周りの人が気にならないかどうか

気にしすぎではないか

はい。多分文化が違えばこのくらいは当たり前で、私の気にしすぎと言われても仕方がないことだと思います。
今後、これがセオリーになることもありえます。

あまり気にしすぎると、折角楽しんで参加したい気持ちが萎えることにもなると思いますので、お互いが楽しい形を選択できるといいな:)と思います。

※2016/11/1 追記

ということで、自分が登壇するときは、先にSlideShareあげといて、最後にURLあげるから撮影やめてね>< って言えば解決できそうです:)

いかにしてモチベーションを保っているか(追記:と思ったらただの欲望だった話

※タイトルだと困っている人の解決ができなさそうなのでオチをタイトルにつけちゃいました

時々、社外活動(というのか、コミュニティ活動というのか)をしていると 「どうやってモチベーションを保っているのですか?」ときかれることがある

その時、私は「やれないことをやるために、課題をもってる」みたいなエラそうなことを 応えてみたけど、そんなことじゃなかった

私にとってはケーキが食べたいのと一緒(たぶん)

質問されたときに困るのが「モチベーションをあげつづけている」とか「保っている」とか モチベーションがどうのこうのとか考えている暇はなかったってこと。 そうせざるを得ない状況になる。

言い換えてみると、美味しいケーキを食べるのに、お金を用意して 隙間の時間を何とか調整して、太るのだってわかってても食べちゃう そんな感じ。欲望。

モチベーションじゃそもそもなかったんだと思う

でも食べたくないときだってある

ほとんどないけど。 たまーにごーろごーろして、ぼーっとしていることも結構ある。

いつモチベーションがあがるのか

そもそもモチベーションとは違うところにいそうな気はしているけど、タイミングみたいなものはある。 それは当日(または飛行機のる直前) 色んな人にあったり、話したりして、「次これやろう」が高まってくるとき。 その瞬間に私は行動をはじめる。(大体FBに書き込みだすだけだけど)

そうすると、モチベーションがぁぁあとかの前に「やらざるを得ない状況」ができあがっちゃう

モチベーションて大変ね

モチベーションてより、私の場合は「承認欲求」なのかもしれない。けど、 自分が登壇したあとに話しかけてくれたり、その後に色んな人を紹介してもらえて、感想や自分の悩みを 話してくれるのはうれしいなぁ

みんなもケーキたべたらいいよ。

Developers Summit 2016で爆発的に面白いセッションを作る方法

Developers Summit 2016 FUKUOKA #devsumi

という、憧れのイベントがありました。 通称デブサミですね。

そこでリレーセッションというものをしてきました。3人でやったのですがその結果こちら!

すごいでしょ!(なんかタネばらされてるけど)

今回の発表資料

www.slideshare.net

タネあかし

セッションの最後の方で以下の説明をしました。

  1. 「えー、Twitterアカウントをお持ちの方はスマホをあけてください」
  2. 「画面にハッシュタグがありますので、こちらを入力してください」
  3. 「さいごに、『このセッション、楽しい』と呟いていただけると、このセッションは成功になります」

うん。やらせです。

効果

  • やらせではあるにしろ、タグ内が爆発的にプラスの言葉で埋まる
  • きっとやってる方も楽しんでるはず。
  • 小さなアウトプットの一つとして双方がハッピーになる体験ができるんじゃないかな

このスライドの誕生秘話もあるけど、また別のストーリーとしてエントリできるといいな。