この1年ちょっと、社外活動というものにとても力を入れてしまっています。
いれてるというか、楽しくてしょうがない。
正直、もともと自己啓発みたいのが大っ嫌いだったのですが、気づけば啓発活動してると思うとちょっと笑える。
なので今わたしは「絶対やった方がいいよ」と言ってしまいそうになるけど、たぶん、向き・不向き、タイミングとかあると思うんです。
やる必要がない人・不向きな人
- 勉強は本や自分で調べたらできちゃう人
- 業務以外で勉強するなんてクソだ、意味がないと思う人
この方々は独自にした方がいいと思います。
やってもただの苦行にしかならないと思いますし、その時間をもっと本人にとって有効に使った方がいいと思います。
- 美味しいところだけ羨ましがる人
上手くいった部分だけ取り上げて羨ましがる人っています。その背景に色んなことをしたからそれが出来ているのに。。。羨ましがるだけならいいですけど、妬むのであればご自身で何か努力でもなんでもしたらいいと思います。
デメリットというか、犠牲というか
もちろんデメリットというか、犠牲もないわけじゃないです
- 寝る暇ない
- 休む暇ない
本当は寝てます。ピークになると3~4時間睡眠が続くこともあります。
あと基本的に要領がよければ、もっとうまくやりくりできるんだと思います。
- 当然給料は発生しない
- 有給もあてちゃう
これが奥さんだったら「あなた!給料も発生しないの?!有給使うなら家族につかってよ!!」って言われても仕方ない気がします。いや、まじで。すんません。
- 家族との時間減る
- 家族に負担かけてる
- 夜遅い、遠いと子どもに泣かれることがある
一児の母が何やってんだろうと思う瞬間だったりします。遠方に行くときは舅姑にまでお願いしていますからね。。。
でも、今だからこそできることもあるんだと思っています。
いや、今だから家族といろよ!っていうのもあるんですけど・・・ごめんなさい。
- 友人、親戚に「え?出張?仕事」と聞かれる
- 友人、知人に「え?お金入らないのにそんなことやってるの?」て聞かれることがある
身近な家族(夫、それぞれの両親)には理解してもらっているのですが、それ以上の親族になると、仕事じゃない出張の意味を理解してもらえなかったりもして、ちょっと肩身が狭かったりします(といっても、嫌味を言われるような親族はいないのでありがたいのですが。。)
知人ともなると「ボランティア乙wwww」みたいなことも言われたこともあって、それなりに嫌というか悔しいというか、自分もちっちぇなと思うような事もあります。
- かけてる時間の割に身についていない(能力差あるけど)
完全に私の能力と努力が低いせいです。ごめんなさい。これをかけてる暇があれば一人で勉強してた方が資格とかいっぱい取れるかもしれません。
でも、私にはそれは向いていない(というか、資格だけとっても意味がないタイプ)ので、自分なりにがんばります。
いっつも教えていただいているみなさま、今後ともよろしくおねがいします。
- 肩身狭いときがある(有給つかうし、投資してもらうわけだし)
会社に対してですね。投資してもらったり、場合によっては有給を使っていっているものもあるので、それなりにフィードバックをしないといけないのですが、上手くできていないです。
課題が山積みです。早く山崩ししなければ。
それでも楽しくてしょうがない
といった上で、それでもやってよかったなと思うことを羅列します。
- 地元に勉強してくれる人が増えた
→私の地域には同じ勉強をしたい、同じ仕事してる人はいないんだ。と思っていたことが解消された
- 友達増えた
- 知り合い増えた
こんなに全国にお知り合いが増えるって嬉しいです。楽しいです。私自身地元から殆ど出たことがないので、ご当地話でもだいぶビックリすることもあります。
そして活躍している人の多いこと。目標がごろごろいる世界ってすごいですね。
- 尊敬できる人がばりばり増えた
なんか、もうずっと「SUGEEEEEE」って言ってばっかりなんですが、本当にやることなすことSUGEEEて思うかたがバリバリいるんですけど、それだけじゃなくてみんなが気付かないことに気づいてもらえていたり、あとで気づかせてもらうことがあったり、本当にいちいち全てが感動の連続だったり。
圧倒的な凄さとかマジでこんな人たちがいっぱいいるんだと思うとビックリしました。
- 人生観変わった
上記に書いたんですけど、人生観とか価値観とか変わったと思います。知らない世界が多すぎたし、自分は本当に小さい世界で生きてきたんだなぁと思いしったし、だからといって私にでもできることがあったりとか。
「お前ごときが何言ってんだ」ってバカだと思ってる人もいるんだと思いますけど、衝撃って大事です。まじで。
- そもそも「テストの勉強」って狭い枠にはめようとしすぎた。ことに気づいた。
人生観変わったけんだと思うのですが、全てを一度受け入れると、色々なことが後からつながって、思っていた以上のことが出来るんだろうなと実感しているところです。
それを自分の今だけを解決するその場しのぎにしようと思うと、単に視野が狭く、結局手が届かないとか知らないとか、そんな人いないとか知る必要のない情報だと決めつけることになってたんだなぁと思います。
まだまだなんですが、でもきっと(私の実力にはよりますけど)今やっていることは間違ってないと思っています。
- 紹介をしてもらえるようになった
以前から紹介はしてもらえるようにはなっていましたが、本当にスムーズにとか、憧れのあの人にとか色んな方にお知り合いになれたと思います。
今、こんな田舎にいてとか考えるとありえない。
- 寄稿できた
- 登壇できた
- 聞きたい、勉強したい側だったのに、訪ねてこられる、教える(ほどでもないけど)側になってきた
全然関係ないところから、「ウチもテストまじでやんないとヤバいから勉強会とか出てみたいゎー」とか、「こういう時どうする?」的なご相談を受けるようになりました。
びっくり。解決策を提示することは確実ではないですが、本の紹介とか、こういう人がいるとか、こういう勉強があるよってオススメすることはできるようになってきたと思うので、少しでもお役にたてると嬉しいです。
- 関東とか他地域の人がわざわざ足を運んでくれて勉強教えてくれるようになった
地元で勉強会とか勉強する仲間が欲しかったのが まず最初の目的だったのですが、それを教えに遠方からいらっしゃる機会が複数できました。
当時そんなこと全然考えられもせんかったし、当時の私には実現もできなかったでしょうね。(いや、以前参加してた勉強会も遠方参加者っていらっしゃったので、もしかしたら実現できてたかもしれんけど。ほんと、みんな素晴らしい方)
- 「わからん」ってこととか、ちょっと勉強してみて「わからん」ってこと呟くと、とんでもない方々から教えてもらえるようなった
執筆されるような方々からアドバイスいただいたりご教授いただける環境があるってすごいです。自分で何となく理解していたつもりになってたり、投げ出したりしていたことが一つずつ解決(さらに深く理解)できるってすごいことだと思います。
- 常に次のステージ(目標)が用意されてる
地元にいると、勉強会をすること。だけになってしまうと、おそらく形骸化しちゃうと思っています。
でも、関東を中心に次に進んでいる?洋書の読書会だったり、論文投稿や海外のシンポジウムに参加したり・・・次の目標になり得ることがたくさんあるってすごく恵まれています。そして、その方々を遠くでみるだけなら「自分には関係ない」って思っちゃったと思いますが、「じゃぁ次私もやってみるか!」って思える空気ができているのって素晴らしいと思います。
- 私のノリにも乗っかってくれる
そんなすごい人たちの中で、私なんて田舎者の単なる勢いだけのおばちゃんかもしれません。が、「何かしたーい」っていうと、すぐ反応くださる方が必ずいてくれて(もちろん地元にも)そういうのが私の活動源になっています。
本当に反応が1つでもあると「じゃ、やってみるか」になるし、ないと「やっぱ調子にのりすぎたか・・・orz」ってなってしまいます。
- 地方から出たことないのに、関東に行けるようになった
- 未就学児の母に単独自由な時間を作ることができた
これはちょっとせこいというか、あれなんですが、東京とか24歳の頃から全然行ってなかったんですね。それがシンポジウムとかワークショップであれ行かせてもらえるようになった。
しかも未就学児がいる田舎の契約社員だとまず叶わないことだと思います。都会ってめちゃめちゃ刺激的ですし、勉強とはいえ、独身のように一人でどこか行けるって思っている以上にリフレッシュできます。だからこそ寝る間を惜しんで色々したくなっちゃうんですよね。
- みんながみんな人を馬鹿にしたり下にみるような下衆な人がいない
- 応援してくれる
みんなどこまで人間ができているんだろう。。素晴らしい人柄の人たちばかりお会いできていることが一番楽しいと思うんだろうな。と思います。
人間っぽさも感じるんですが、やっぱり基本前向きな方ばかりなのですごいなぁと。
- 情報が流れてくるようになった
たくさんフォローしていれば出来たのかもしれませんが、ひとまずテストに関する情報は大体流れてくるようになってきました。(少なくとも社内で私が誰よりも先に情報を入手できるようになった)情報量はするしないにかかわらず大事ですし、これも結果だと思います。
- 自分の仕事以外のところ、生き方とか何かの問題解決についてとか、今までより視野が広がって解決策が考えられるようになった
- 今までより多くの人の立場にたって物事が考えられるようになってきた
テストについて色々やってきたのですが、結果以前より色んな立場の人の気持ちに立てるようになったと思います。今までも否定的な気持ちはなかったのですが、それぞれの問題点が何かとかを以前より深く理解できるようになったというか。
問題点がきちんと理解できるようになると、解決策や提案もしやすくなりました。
これはテストとか仕事とか関係なく、色んな生活の部分に置いても成長してきていると思っています。
世の会社はもっと支援してもよいんじゃないか
社外活動をしていると、同じ社外活動の友人たちがたまにぼやくのを聞きます。
・そもそも出してもらえない
・出しても「その効果をだせ」と圧力をかけてくる
・手続きが恐ろしくめんどくさい
私が務めている会社は、私が契約社員なのにも関わらず、参加費用+旅費交通費を負担して参加させてくれます。今まで、そんな待遇聞いたことがありません。とても恵まれていると思います。
じゃ、社員全員が社外活動しだしたらどうすんだよ。とかいう考えもあると思いますし、その通りだと思いますが、変な縛りで押さえつけるより、行きたいって言っている人には支援した方が良いことは多い気がします。(前述の良い点)
独自のセミナーもよいと思いますが、吸収してくれるものやモチベーションなど得るものはたくさんあると思います。(何よりモチベーションの高い集団に放り込まれる機会はその場以外で得るものが大きいです)
会社から行かせて貰ってるという意識があれば
名刺1つでも、それが新しい仕事や活動につながるチャンスかもしれませんし
社外活動の報告をブログですることによって、会社の活動としての実績になるかもしれません。
実行委員として会社名を出すことで、会社のアピールの1つになるかもしれません。
少なくとも、私自身は会社から多大に協力していただいている分、このような意識は常に持って活動しています。
すごく偉そうというか、実際はもっといろんなことにビクついたりもしていますが(調子のんなって言われそう)
それでも、いま、楽しいです。