underscore42rina.hatenablog.com
の続きです。
テストを始める前に、テストをするシステムの説明をしてもらいます。
私がおこなうテストのシステムは、仕様書のドキュメントがないこともあり
(そして私もまた他のテストをしていて時間が取れないこともあり)
テスト実行直前に聞くことが多かったです。
どんな感じに話すかを、PHPカンファレンス福岡2016で少し紹介しています。
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説明にかかる時間
規模にもよりますが、数分~1時間くらいの時間です。
エンジニア1人+わたしが多かったですが、場合によってはエンジニア数名+わたしの構成もありました。
エンジニアの説明で聞くこと
- どんなシステムなのか
- 使用するブラウザの種類
- どのくらいの規模(どのくらい開発に時間がかかったのか)
- 難しかったこととか気になる機能とか
「どんなシステムなのか」と「使用するブラウザの種類」が必ず聞くことです。
説明中に考えること
説明の間は、「ヤバそう」と思うところを考えたりします。
リスク分析・・・とまでは言えないと思いますが、その類ではないでしょうか?
テストコードでできないか
テストコードで簡単に実現できそうな割に手動テストだと時間がかかりそう
と思うところ(コスパがよさそう、ROIが高そう)は、テストコードかけないかエンジニアに相談します。
- 権限まわり
- 計算まわり
スコープの範囲の相談
業務系システムの場合、あまりにも仕様が複雑で見当がつかない場合は、
スコープの範囲を限定することがあります。
(そのレベルになると、仕様ドキュメントが何もないことはないので、
ドキュメントに書かれている範囲ではテストをします)
その場合は、お客さまとプロジェクトリーダーやエンジニアチームで
確認をしてもらうことになります。
説明中に書く図
例えば転職サイトのシステムで、直接会社に応募した場合と、リファラル採用で入社した場合のお金の流れについて
説明があったとします。
説明中に、こんな感じでお絵かきをします。
この話中で、システムの登場人物の把握や、システムの概要を図で理解しています。
絵心がないので*1、見てのとおり人には伝わらないですが
わたしはこの図で大体の話の流れを思い出せます。
*1:中学の美術部部長とはなんだったのか