テストする人。

ソフトウェアテストってわかんない。テストとQAのゆるゆるブログ。

シラバスをABDでやるとおもしろかったよ。って話

すっごく久しぶりに自分で自分がやりたいゆるい勉強会をやりました。

q-te.connpass.com

ABDについては↓を参考にしてください(当日もしました) kuranuki.sonicgarden.jp

なんでABD?

一度ABDの勉強会(しかもオンライン)に参加してみて、
積本常習犯のわたしには すごくあっているなーと思っていました。

それで、自分が読めていない本とかをABDでやってみるとよさそうだなって思って
今回やってみました。

なんでシラバス

ABDをするには、参加者が本を所持する必要があります。
その点、JSTQBシラバスはPDFが無料公開されているので、インターネットに接続すればだれでも無料で手に入ります。

仕事でAgileに関わることが増えたので、今回アジャイルシラバスをテーマにしました。

当日どうだった?

当日は3人しか集まらず、開催してよいか不安でしたが、結果3人でも十分勉強になりました。
ABDは私が一度したことがある程度でしたが、それなりにできたかなって思います。

ABDのよい点は色々ありますが、用意はほとんど必要ないです。
ファシリテーターが用意するもの ]

- 紙(今回はA4用紙にしました。6枚×参加人数分)  
- ペン(太目)人数分  
- 紙をとめるテープ(マグネットでもよかったな)  
- ふせん  
- 練習用の概要を印刷した紙  

ABDのファシリテート用の資料を作りかけたんですが、前述のサイトにABDのやり方サンプルが丁寧に書いてあったので
そちらのサイトを見せながら説明しました。

なので、事前準備はほぼなしでした!

ここがよかった:ABD

  • 読む、要点をまとめる、発表する、ディスカッションできる とアウトプットの機会が短時間にたくさんできた

 1時間半の間に、全員でこれらをするのですが、時間全然足りないし、集中しないといけない時間があってとっても疲れますが
 単に一人で読むより、発表することにより、一人で読むより短時間で理解が深まったと全員が体感できました。
 人が説明することによって、知っていた話や、知らなかった話を共有することができ、その後質問やディスカッションをすることで
 シラバスに書いていないような話も知ることができてよかった。

  • 3人と少人数だったけど、その分全員が共有も話も平等にできた

 人数が少なかった分、全部はまったくできなかったが、3人が同じだけ話したり、全員で共有することができたのがよかった。
 ファシリテーターも慣れていない(ABDファシリは初めてするし)けど、割とスムーズにできたと思う。人数が多かったらもっとわたわたしたかも。

ここがよかった:シラバス

  • アジャイル活動でのテスト担当者のありかたがわかった

 あれ?こんなところまでテスト担当者は入り込んでいいんだ。という気付きがあったのが大きい。
 また、テスト計画の内容なども記載されていて、明日から試してみたいなと思える内容も書いてありました。

  • アジャイルの説明も多く、あらためて勉強することができた

 アジャイルの説明は聞き覚えがあるものも多いのですが、今だからわかることとか
 今課題だと思っていたことのヒントが書いてあったのでよかったです。ちょっともうちょっとちゃんと読んでみよう

次回のABD会は?

来年早々にできたらいいなと思います。
今回1章がおわったので、人数と参加者層によりますが、できれば2章を中心にやりたいです。