このブログを作った時もテスターにするかテストエンジニアにするか色々もやってました。 (テスターって言い出した時期かも) なので、テストする人=テスター ってつけたんだなぁと振り返ってみる。
テスターという言葉が持つ職種について
日本における「テスター」という言葉には「テストオペレーター」という意味が色濃く根付いている気がしています。
特に社外のエンジニアとかだと「え?rinaさんはテスターじゃないでしょー?」と言われますし、 私自身も数年前はテスターと呼ばれることにモヤモヤしていたりしました。
4年前の記事になりますが、その辺のモヤモヤはこれを読んで何となく腑に落ちました。*1 *2 snsk.hateblo.jp
テストエンジニアって?
上記の記事で一点、「テストエンジニア」については少し見解が違います。
テストオペレーターでない人、一個上の人はテストエンジニアだと言われるようなことがありました。 私もモヤモヤ時期(というか↑の記事に影響されて)「テストエンジニアだ」と言っていた時期があります。
ただ、それもやっぱり少しだけモヤモヤしていて、エンジニアリングって何よ?みたいな。
以前、Twitterでそういう話題になったときに、とある方が
「コード書けないでテストエンジニアなんてワロスwwww」
的なある意味挑発的とも言えそうなことをつぶやいてたんですね。 ただ、私としてはこの言葉に納得してしまったんです。
テストする環境づくりが出来てはじめて「エンジニア」かなというのが腑に落ちたので、テスト環境が作れる人、テストコードがかける人、テスト設計が出来る人そういう人たちが「テストエンジニア」なのかなーと今は思っています。
じゃぁお前は何なんだよ
上記を踏まえて、自分ってなんだろ?と思ったときに
- テストオペレーターではない(だって誰も私にテスト指示することない、自分で全部やらなきゃいけない)
- テストエンジニアではない(勉強レベルでの環境設定やテストコードはかけなくはない、テストコードは読めなくはない。でも業務に使えるのはSelenium IDEの簡単なレベルのコードだけ)
- テストオートメーターでもテストリーダーでもない
ただ、テスターはその辺を全部ひっくるめて(全部出来れば言うことないんだけど) テスターなんだと理解した。
実際のところ、テストという業務をするけれども 品質のカイゼンやプログラマーとのチームビルディング*3 コスト考えたり、カイゼンしたり、相談したり、より幸せになるのは、みんながやりやすくなるにはどうするかとかそういうのを考えつつ仕事してる。 自分の会社にあったテストのスタイル(ドキュメントでの設計とか、探索的テストとか、自動化とか)
そういうスタイルひっくるめてテスターだな。という結論。