テストする人。

ソフトウェアテストってわかんない。テストとQAのゆるゆるブログ。

テストをする人としてセクシャルマイノリティを考える

あまりにもセクシャルマイノリティにも詳しくないのだけど ここ何年か引っかかっているので。

システムでよくある性別選択

システムのユーザー登録でよくある性別の選択。

  • 男性
  • 女性

ISO 5218で指定された4つのコードは以下のとおりである。

  • 0 = not known(不明)
  • 1 = male(男性)
  • 2 = female(女性)
  • 9 = not applicable(適用不能

答えが書いてあった

Wikipediaより

上記コードを使用する場合、その識別子名は、"GENDER"ではなく"SEX"(英語)または"SEXE"(フランス語)を使用することを想定している。この規格は社会的・心理的性別ではなく生物学的性別を表記することが目的であるためである。

男性を「1」、女性を「2」とコードを振り分けているが、これには意味はないと規格に明記されている。この規格は、単に参加国の一般的な慣習を反映したまでであり、重要性、ランキングやその他、差別を意味する可能性のある根拠といった意味を表現しない。

そうか。システム上は生物学的思考で考えるとよさそうなんだ。

女子会ってなんだろう

IT業界では、女性が少ないということが提起されています。
そのため、女性だけのイベントがおこなわれることがあります。

わたしも登壇したり、お手伝いをしたこともあって
本会もとても盛り上がったし、とても楽しかったのだけど
これは、社会的・心理的性別が女性である人にとって
心苦しい状態にさせてしまっていないのか、すごく気になっています。

私が想像できる範囲では、気にせずに参加して欲しいと思うけ ど 私では想像できない背景があるんじゃないかなとも思うし
気持ちとして思うところもあるのかもしれない(気持ちになると個々で違うのだろうけど)

GENDERとSEXを混ぜて考えない

前述では生物学的思考と書いたけど、それはsexという入力項目については生物学的思考で考えたらよいだけで
システムのUIであったり、ユーザーが使うときにGENDERを考えないといけないようなシステムであるときに
SEXの意味でシステムをとらえてしまっていないか
ちゃんと考えないとなぁと思います。

そのために、もっと色んな人を知らないとなぁと思っているところ。
マイノリティにもやさしいシステムを提供できる人になりたいなぁ。