って何人かに聞かれたので、こっちに書いてみようと。
現在、翔泳社を初め、全国の書店やAmazon、電子書籍も取り扱いがあります。
雑におススメしたさのグルーピング
①教科書を持っていないし、FLの試験もうけるよ
試験はシラバスでも学習できますが、何か本欲しいというなら
こちらの本を購入されることをおススメします。
②第3版までの教科書を持っているけど、FLの試験もうけるよ
次の試験からは、新シラバスと呼ばれる2018が試験範囲となります。
教科書の第3版は旧シラバスに沿った教科書なので、内容に差があります。
また、用語も変わっています。
できれば新しい教科書を使うほうがよいですが、もし第3版で学習されるのでしたら
新シラバスと比較しながら学習された方がよいと思います。
③教科書を持っていないし、試験は受けないよ(またはFLは合格したよ)
新シラバスになってFLを受けなおす方は少ないかなと思いますが
参考書としても十分使用できますし、今から取得される方とのコミュニケーションの手段として
使われてもいいかなと思います。
④第3版までの教科書を持っているし、試験は受けないよ(またはFLは合格したよ)
③と同様です。今後の学習のために持っていてもよいかなと思います。
で、何がかわったの?
シラバスが変わった分、教科書も変わっています。 シラバスも教科書も、前回から8年経過して、時代の変化にあわせてかわってきているところがあります。
シラバスの変更点については、
教科書の著者であり、JSTQBの技術委員でもある湯本さんの記事がとても参考になります。*1
今回の教科書は、これらの変更を反映したってことですね。
もうひとつ、気を付けたいところ
教科書に関係あるわけではありませんが、このシラバスに準ずる用語はJSTQBにおいては、Advanced levelでは通用しないことがあります。
例えば、新シラバス(Foundation level シラバスVersion 2018.J03)で「同値パーティション」という用語は
Advanced levelでは「同値クラス」にあたります。
ですので、これからFoudation level, Advanced levelを取得しよう、学習しようという方は
それぞれのレベルの用語の読み替えが必要になりますし、場合によっては前のFouncation levelの内容を理解する必要があるかもしれません。
(Advanced levelはFoundation levelを理解している前提ですので)
用語の違いは、ISTQB Glossaryのサイトで各シラバスごとの用語を調べることもPDFにダウンロードもできるのでご安心ください。
結局買いなおしたほうがいいの?
はい。わたしは購入をおススメします。
わたしは、いまだにシラバスを読んだりすることが多いので、それに準じた教科書があるのはとても心強いです。
理解力があがると期待しています。
資格取得後も見直すことが多いものなので、持っていて(そして持っている分使って)よい本だと思いますよ。