テストする人。

ソフトウェアテストってわかんない。テストとQAのゆるゆるブログ。

ドッペルゲンガーを見つけた話

 これも一昨年のはなし。

 


 

仲間を見つけた

いや、違う、ドッペルゲンガー

いや、ちがう。

 

とにかく、同じような境遇のテストの人を見つけた。

 

私と話した感想が

 

まさか自分の日頃考えていることや抱えている悩みを

「~でしょ」って言い当てられた時は、どこの占い師かと思いました(笑)。

 

というくらい、一緒でした。

 

彼女はプログラマだったことがあるので

何となくの知識はあって

何となく動かしたらバグが出て

「まぁ、こんなパターンのデータ作ればいっか」でテストして

何となくOKて出荷したやつも そんなに重大なバグが出ることもないので

現状うまくいってる気がする。

 

だから、

・体系化して

とか

・今までITの知識なかった人にも教えてあげて(テストオペレータの教育)

とか言われるけど、出来ない。

 ↓

チェックリストのような仕様書作るけど、それじゃ自分が出してるようなバグが出せないし彼らでは気づいてもらえない。

 ↓

じゃー、気づいた所全部洗い出せば体系化できる?

(そんな工数ねぇよ。動かしてたらバグが出るテストケース思いつくんだし)

  

つまり、こんな感じ。

 

そもそも、自分がテスト専属でやっているけど、

正しくテスト出来ているのかも実はよく分かってないし自信もないし

実際はお客様に不満のないレベルのものはできているようなので良さそうだし

でも、プロジェクトが増えてきたら 一人では限界がある。

 

どうしていいかわからない。

  

昔テスト界隈の人に現状を話してたら

「てか、今何か困ってる?」て言われたのを思い出しました。

  

困ってるんです。

 

自分がやってるテストが どういうレベルのものなのかも分からないし

なぜ体系化できないか

どうやったら体系化できそうか

そういう悩みを持った人たちがこの世の中にいるのか

どういう勉強をすればいいのか、する必要があるのか

 

 

わからないんです。

 

 

私の場合も まったくこの状況で(しかも、現場の状況が変わったわけではない)けども

とりあえず、仲間を見つけよう、何かの情報を入手できればと

MLに参加したり、シンポジウムに参加したり、勉強会に参加したり。。

 

1年ちょっとかけて、色んなお知り合いの方はできて

勉強することで、分からないが分かるようになる ということは分かりました。

残念ながら、肝心の勉強の進捗率があがらないのですけど・・・

 

でも、一緒に考えたり、勉強することで 今困っていることが少しずつ改善できると

確信しているので(企業規模とか色んな要因で簡単でない所もあるとは思うけど)

今の活動は間違ってないな。と最近よく思います。

 

何にしろ、ドッペルゲンガー(違)に会えて嬉しかったです(´∀`*)

 

これから、がんばろ。

 

 


 

ということで現在。

 

テストオペレーターの育成には興味がなくなりました。

テスターの育成は、遅かれ早かれやるかもしれない。

今やっている仕事の体系化にもあんまり興味はなくなったと思う。

ソフトウェア品質の体系化は理解しとかないといけないことはわかってる。

今はエンジニアやディレクターといかに品質やテストを共存できるか、やっていくかというところに力を入れたい。←ちょっとずつ進んでる気がする

テスト自動化、テストコード、探索的テスト、コードレビューこの辺のキーワードで超高速テストアーキテクトができるとカッコイイナと最近は思っています。

エンジニアとかディレクターとしあわせになりたい(もちろんお客さまに満足できるシステムを提供した上で)

ク◯みたいな仕事

プログラマだったのですが、

まぁ割りとク◯プログラマだったと自覚してて

向いてないとずーっと言ってて(実質向いてなかったと思うけど)

 

そんなク◯プログラマをさらに上回るようなプロジェクトにも

参加してたことがあるわけです。

 

絶対使えない仕様

 

やることは、一覧画面にある帳票ボタンを押すと、その一覧の帳票が出力されること。

 

 ウチは、その帳票ボタンを押した先を作ることになったのだけど、

なぜかDBアクセスからSQLも1回でしなければならない。と言われた。

 

この業務で300行を超えるSQL文を書けるようになったのだけど

1回の発行では確実に帳票にできないものが出てくる。

 

なぜか一回にこだわる上司は GROUP BYすることにした。

そうすると、まとめられないカラムは何らかの条件(Max表示したり)をつけなければならない。

って、それ帳票でやっちゃだめやん。

 

ていうか、一覧と同じもの表示するはずの前提ひっくり返してるやん。

 

当時新人だったので、どこからおかしいのかがよく分からず、言われたまま頑張って作ってた。

まぁグルーピングが始まった時点で、ちょっとおかしいのは気付き始めたのだけど、どうおかしいかまでは分からずひとまず完成させるために走った。

 

途中、同じプロジェクトの同僚が病に倒れ、私も無駄なSQL文を作って超絶メンテナンスできなさそうなものを作ることに成功した。

納品には間に合い、私達はそのプロジェクトから抜けたわけだけど

どうなったんだろうね・・・

 

今ならどうするかなー。

とりあえず、画面と違うものが帳票で出るんだから、同じものをどうにかして出す方法考えるよね。(なぜあれでよしとなったのか、もめなかったのか謎だけど)

 

1.画面に出ているものと全く一緒でよかったので、その情報をそのまま引き継げるようにpostで渡してもらう。

 →力技すぎるけど、一番頭使わなくてよさそう。まぁ普通はしないか。

 

2.そもそもpostが一回というだけの制約なので、SQLが一回しか発行できないことがおかしいから、そのプログラム設計周りを再考する。

 →たぶん使えるモジュールの制約とかがあったはずだけど、理論的にSQLが一回しか発行できないって変。

 

3.そもそも先方とそんな仕様で合意できたってどうよ?というところを納得したい

 →納得できちゃだめだと思うけど、今の自分だったらどういう話でそんな合意が取れたのかあらためて聞いてみたい(興味本位)

 

 

3桁の暗証番号を解読する

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私が勤めている会社では社員研修(だっけな?)と称して、1~2年に一度旅行に行くわけです。
過去タイとか上海とか行ってきました。
 
で、今回のお話。
 
以前上海に行ったのですが、事件発生。
ホテルに到着して、預かっていた同僚の荷物を取ろうとスーツケースに手を掛ける。
あれ・・・?3桁?!
施錠するときに番号を確認せず、クルクルと番号を0に合わせた私。
暗証番号は4桁だとなぜか信じていた。
さ・・・・さんけただと?!
 
前回解錠したのは、2年ほど前のタイ旅行。覚えているわけもない。
 
        ぴーんち((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
 
その後、全テストケースをインクリメント、デクリメントで計2000回行って解錠できず。。。
結局プロの手を使って、物理的にファスナーのみ無傷で開けることに成功したわけです。
 けっか、このロック意味ないじゃん。とも思うわけですが。
 
その後数カ月後、自宅でふととある番号にセットしたら
 
 開きました(´・ω・`)ショボーン
 
なぜあの時あかなかったのか。というか、その番号試さなかったっけ?
人間焦っているときは冷静な対応ができていないことがわかりました。
 
 

テストする人の話。-テスターなの?テストエンジニアなの?-

このブログを作った時もテスターにするかテストエンジニアにするか色々もやってました。 (テスターって言い出した時期かも) なので、テストする人=テスター ってつけたんだなぁと振り返ってみる。

テスターという言葉が持つ職種について

日本における「テスター」という言葉には「テストオペレーター」という意味が色濃く根付いている気がしています。

特に社外のエンジニアとかだと「え?rinaさんはテスターじゃないでしょー?」と言われますし、 私自身も数年前はテスターと呼ばれることにモヤモヤしていたりしました。

4年前の記事になりますが、その辺のモヤモヤはこれを読んで何となく腑に落ちました。*1 *2 snsk.hateblo.jp

テストエンジニアって?

上記の記事で一点、「テストエンジニア」については少し見解が違います。

テストオペレーターでない人、一個上の人はテストエンジニアだと言われるようなことがありました。 私もモヤモヤ時期(というか↑の記事に影響されて)「テストエンジニアだ」と言っていた時期があります。

ただ、それもやっぱり少しだけモヤモヤしていて、エンジニアリングって何よ?みたいな。

以前、Twitterでそういう話題になったときに、とある方が

コード書けないでテストエンジニアなんてワロスwwww

的なある意味挑発的とも言えそうなことをつぶやいてたんですね。 ただ、私としてはこの言葉に納得してしまったんです。

テストする環境づくりが出来てはじめて「エンジニア」かなというのが腑に落ちたので、テスト環境が作れる人テストコードがかける人テスト設計が出来る人そういう人たちが「テストエンジニア」なのかなーと今は思っています。

じゃぁお前は何なんだよ

上記を踏まえて、自分ってなんだろ?と思ったときに

  • テストオペレーターではない(だって誰も私にテスト指示することない、自分で全部やらなきゃいけない)
  • テストエンジニアではない(勉強レベルでの環境設定やテストコードはかけなくはない、テストコードは読めなくはない。でも業務に使えるのはSelenium IDEの簡単なレベルのコードだけ)
  • テストオートメーターでもテストリーダーでもない

ただ、テスターはその辺を全部ひっくるめて(全部出来れば言うことないんだけど) テスターなんだと理解した。

実際のところ、テストという業務をするけれども 品質のカイゼンプログラマーとのチームビルディング*3 コスト考えたり、カイゼンしたり、相談したり、より幸せになるのは、みんながやりやすくなるにはどうするかとかそういうのを考えつつ仕事してる。 自分の会社にあったテストのスタイル(ドキュメントでの設計とか、探索的テストとか、自動化とか)

そういうスタイルひっくるめてテスターだな。という結論。

*1:1 現在はまた増えたり変わったりあると思いますが、大体こんなイメージかな

*2:2 紹介記事以外にも、最近は「テストオートメーター」などの職種も出てきていて今後はさらに色んなテストの職種が増えると期待?しています。(職種が増えることは期待ではないけど、認識として増えるのは嬉しいことかなーと思う)

*3:*3 語弊があるかも。テスターとプログラマーがうまくやっていく感じ

いいんちょをやってみた

はいさい。

ブログ書くの久しぶりすぎて、出だしどんなこと書けばいいかうろたえた。

こんにちは、リナです。

 

忘れないうちに、今の気持ちを書いておこうと思って。

 

今年、共同ではあるけれども委員長っていうものをやってみた。

去年、プログラム係という名でプログラム以外も結構やってたつもりだったので、ぶっちゃけ委員長になったといってもそんなに変わらないやろうって高をくくってて(共同やし)

 

ほんと、すんませんでした

 

 去年も忘れてるだけで大変ではあったんだけど、今年は本当に大変だったというか本当につらくて、ストレスで病院に行かなければならない状態になった(一部、太りすぎでの現象の気がするけど今は治ってます)くらいつらかったです。

何のために身を削ってまで、家族や会社や睡眠とか色々迷惑かけてまでやってんだろうって何度も思いました。(あくまでボランティアなのに)

でも、周りの委員長とか何かを開催してる仲間たちは私の何倍も大変なことを平然とやってのける人たちばかりで、迷惑かけてるのに何も効果を出せない自分が悲しくて仕方なかったです(それは今でも変わらんけど)

 

でも、本番当日を終えて、死ぬほど嬉しかったこととか色んな思いをいただけてとても嬉しかったです。

 

沖縄という土地で、熱い種を持っている人に会えた

私みたいな女の子にであえました。

そして、その子を「絶対私と連絡とれ」っつって連れてきてくれた友人たちが普通にいる環境になってた。

 

それが出来たのは、去年は「聴く」だけのプログラムだったのを「話をする」プログラムを追加したことで見つけることができて(その後の情報交換会は事情により欠席だったので、そこで話さなければ知ることができなかった)

今回そのプログラムを入れた最大の成果になったと思います。

 

やっぱり「何かを発する」機会があるのは大事。

 

 

写真一緒に撮ってもいいですか?

この界隈の中でもイケメンとして有名で、東京でもパネルセッションに出られてた方にやっとご挨拶できたんやけど、その彼から「会えて嬉しい」「写真一緒に撮りましょう」って。その後も、ちょいちょい優しい言葉をかけてもらえて嬉しかったです。

顔も心もイケメンかっ!!

いや、うん。珍獣ハンター、とか、ゆるキャラがいたから撮ったんだと思うよ。チップ払わなくてよかったのだろうか。

 

勉強会に参加していいですか?

 今回お手伝いもしてもらった学生さん。もう一人の実行委員長である先生の教え子に、私がやっている勉強会に後輩たちを参加させたい。って言ってもらえました。

 以前私の周りの学生だったこに「テストってどうよ?」って聞いたら「興味ない」ってバッサリ切られたのですが、「テストって面白い」という学生さんの声を聞けて嬉しかったです。

 「学生だけど参加しても大丈夫ですか?」って言われて、学生とか初心者に参加してもらいたいんだけど。って気持ちで。

 むしろ、学生に参加させにくい会になってんのかと今後の課題になりました。

 

 実行委員に巻き込んだ

 今年3名の実行委員が増えました。一人は業務都合でこれす。

そのうちの1名を重鎮たちに紹介できて、がっつり話す時間を作れてよかったです。

東京にまで行ける機会って、誰でもあるわけじゃなくて(その点、私は本当に恵まれている。継続の努力は私なりにしているけど)さらに東京に行けたからって、話もろくにできないことは多いとよく聞いてます。

 でも、その彼は毎日夜中2時とかまで勉強してて、それでも有識者に直接話を聞いてもらえるチャンスを作ることは地域にいる限り、本人が猛アピールをしない限り難しくて、何とかしたいとずっと思っていて、その機会がやっと作れてよかった。

 

その日一番良い顔してましたw(朝の疲れとはなんだったのか・・・)

 

地域でやるからには、スーパースターがみたい

「豪華登壇者」「テスト界のSMAP」という錚々たる登壇者を今年もおよびできて、本当によかったです。

 これはアーティストライブと一緒で、地域には聴ける機会が少なく、どうしても聴きたい人って考えたら、超有名人ばかりになってしまう。。と。本当に今年も登壇を受けてくださってよかった。

 来年は、地域スター発表の場もできたらいいな。と、ちっちゃい野望はありますw

 

自分が思ってるより、周りに心配、応援してくれる人たちがいる

冒頭に書いたとおり、いつも周りに迷惑しかかけてないと思って過ごしてきて、日々申し訳なさと後ろめたさでいっぱいだったんですが、そういうのを遠く離れた人たちが心配してくれたり、応援してもらえました。

 わざわざメッセージカードつきのプレゼントもらったり、事前に「委員長を応援しにいく」って死ぬほど嬉しいことを言ってもらえたり。

 私ぜんぜんそんな応援してもらえるくらいのこと出来てないのに、それでも死ぬほど嬉しいです。

 

アンケートは宝物

 去年も全く同じ事を思って、きっとこれは開催者でアンケート集計をしている人じゃないとわからないかもしれないけど、終了アンケートが今となりにあります。

これは私たちがやってきたことの生の声で、私にとっては宝物の価値があって、今年もこんなにたくさんの方がアンケートに回答くださったことが本当に嬉しいです。

 集計作業はこれからなので、どんなことが書かれているかわからないのですが、がんばった成果が詰まっていると思うととても楽しみです。

 昨晩集計しようと思ったけど、徹夜になりそうだったのでやめましたw

 

課題はたくさん

今回のことは、参加された中の一握りの話で、ただの一日のうちの一つだった人の方が多いかもしれません。

中には、沖縄県在住の後輩に「気になるなら名刺だけでも渡せ!」と伝えたけど遠慮して帰られて、彼の可能性をつなげられなかったり、心残りはたくさんあります。

アンケートの結果にも課題はきっとたくさんあるんだと思います。

私自身、目の前のことに精いっぱいで先の話なんて見えてないのだけど、自分ができることを(今後はもう少し地に足をつけて)ゆっくりでいいのでやっていこうかな。と思います。

ドーテーマンが欲しがるもの

ドーテーマンが欲しがるもの。

 

そう。それは

 

     テクニック

 

そのためにアダルト動画とか今ならネットで調べたり、まぁきっと色々あの手この手で調べるんでしょうね。

(いや、アダルト動画をそのために観ることは少ないかもしれんけど)

 

そこで、ゴールドフィンガーまじすげぇぇぇ、って練習してみたり(するのかな)

イジリー岡田まじぱねぇぇ、って練習(たぶんしないと思う)とか

まぁ、とにかく指突っ込めばいいだの、奥にあてときゃいいだの早く動かせばいいんだろ?的な間違った技を習得した気になります。(あくまで私の妄想ですが)

 

で、いざ試してみます。お相手の相性にもよるかもしれませんが、たぶんそれじゃ痛いだけです。「その痛さでさぇ♡」って熟した方もいると思いますけど、だいぶ相手のリードあってこそ。

それよりも、そこに到達するまでのプロセスでもっとうまくいく方法があると思います。雰囲気作りとか、相手がどんなものを好むのかとか。それがあってこそのプレイじゃないかな。と。

 

これは、私の中で、ちょっとテスト技法を勉強してみた、だの、ツールを使ってみただのと同じなのかな。って思っています。(テストに限らずだと思います)

何となくできたように感じるのは早いでしょうけど、他にも大切なのあるでしょ?と。

そればっかり習得するより、もっと効果あるものもあるし、習得のレベルが深くて極めればそれはプロだけど、ドーテーマンは、種類ばっかり増やしてできた「気分」だけ味わおうとしている気がします。

まずはターゲットの落とし方、小手先の技よりも満足させる方法、それらがあってこその技。ということも分かっておきたいな。と思っている今日この頃です。