1回目のテスト(軽い探索的テスト)とは何か
underscore42rina.hatenablog.com の続きです。
目的(何のためにやるのか)
- 2回目のテスト(スクリプトテスト+探索的テスト)を実行してよいか判断するため
プロジェクトの状況に影響されるのですが(エンジニアスキルはそこまで影響されません。プロジェクトの方が切実)
ここで「これはバグかなりでるぞ」とかの手ごたえや
予定しているテストスケジュールどおり進めそうかという感触をつかむためにやっています。
やらないどどうなるのか
これをやらずに正式な?テスト実行を始めてしまうと、以下のような問題が発生する可能性があります。
(もちろん1回目のテストをすると必ず食い止められるわけでもありませんし、2回目以降で同じような問題が発生することもあります)
- 同じような不具合が頻発する (例;バリデーションメッセージ系のバグが管理系の登録画面すべてに発生してしまう)
- デザインに統一性があまりにもない場合、検討しなおす必要がある
- システム要件が大きく違い、お客様に確認する必要がある(開発スケジュールの調整が必要なレベル)
上記を調整後、同じテストを必ずおこなう必要がでるため、無駄なテスト工数が発生してしまう
やるとどうなるのか
1回目のテストが長引いている場合はプロジェクトの雲行きが怪しいです。
テスト進捗も0%と報告するので、双方にとってブルーです。
または、1時間で10個近く出てきた場合、1回目のテストの途中でもテストを止めることがあります。(一度仕切りなおした方がプロジェクトスケジュールもスムーズになると思うため)
逆にテスト仕様書を書き始めていたら、スムーズにテストが始められていいる状態です。その場合、テストスケジュールも順調に終わりそうな予感がしてHappyです。