テストする人。

ソフトウェアテストってわかんない。テストとQAのゆるゆるブログ。

地域貢献ってなんだろう

「地域に貢献しているね」ってお褒めに預かる機会があったのだけど

ぶっちゃけ、貢献しようとかだいそれたことを思っているわけではない。

 

ずっとソフトウェアテストについて一緒に考えたり勉強したり、情報交換したかったのに周りにいなくって

だからもうこの地域には存在しないんじゃないかと思ったりして

最終的に今わたしが運営とか開催する流れになっちゃった・・・

 

という話。

 

なので、地域に貢献するために何かしたわけではなくて

自分に必要だったから 作るしかなかっただけなのだけど。

 

もちろん、「ないならつくろう」って 全てが簡単なわけじゃないし

今のこの環境だからこそ出来た(というより、スムーズにできてる)ことが殆どだけど

今の自分ができる範囲からちっちゃいことを始めるって大事だよなぁと思う。

 

「あぁ、これなら私でも出来そう」な範囲をはじめる。ってことか。

 

・自分のブログをはじめてみる

とか(完全に自分だけで完結できる)

Facebookグループを作ってみる

とか(参加者に登録してもらわないといけないけど、作るだけなら登録すれば出来るわけで)

 

で、今が

・オフラインの勉強会をしてみる

の段階。

 

・・・で、肝心のテストの勉強はできているのかは聞かないでください(´・ω・`)ショボーン

 

‘‘‘

で、今。

オフラインの勉強会は不定期ながらも続けることができている。

マリーアントワネットよろしく「勉強会ないなら、作ってしまえばいいじゃない」は嘘じゃなかった。

続かなかったとしたら、次に新しいものを作ればいいし、もしかしたらそれは私じゃない別の誰かが作ればいいんだと思う

去年から縁あって、仲良くさせていただいている偉いオサーン*1がどうやらこれまた偉いオサーン(私の地元出身)と飲んでたらしくTwitterでやりとりをした。

地元弁のやりとりでそのオサーン達に受けたらしく電話することになった。

 

てかね、オサーンといっても、偉いオサーンなので、電話になると敬語なわけですよ。

うん。電話出たけど、方言でないっすよ。

 

今度こっちに来るから、講演聴きにおいでよーって誘っていただいた。

どうやらUXの研究をしているオサンらしい。

 

丁度同僚にUXとテストを絡めた活動したいなー

って言ってた矢先だったので、まさに棚ぼただった。

 

後日その方の経歴を拝見したら教授で((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルした。

うん。偉いであろうことは分かってはいたけどね。

 

ご縁は大事。

一期一会も大事にしようと思って今日も過ごします。

 

*1:オサーンとTwitterのやりとり上書いていますがもちろん超尊敬するステキな方なのです

ドッペルゲンガーを見つけた話

 これも一昨年のはなし。

 


 

仲間を見つけた

いや、違う、ドッペルゲンガー

いや、ちがう。

 

とにかく、同じような境遇のテストの人を見つけた。

 

私と話した感想が

 

まさか自分の日頃考えていることや抱えている悩みを

「~でしょ」って言い当てられた時は、どこの占い師かと思いました(笑)。

 

というくらい、一緒でした。

 

彼女はプログラマだったことがあるので

何となくの知識はあって

何となく動かしたらバグが出て

「まぁ、こんなパターンのデータ作ればいっか」でテストして

何となくOKて出荷したやつも そんなに重大なバグが出ることもないので

現状うまくいってる気がする。

 

だから、

・体系化して

とか

・今までITの知識なかった人にも教えてあげて(テストオペレータの教育)

とか言われるけど、出来ない。

 ↓

チェックリストのような仕様書作るけど、それじゃ自分が出してるようなバグが出せないし彼らでは気づいてもらえない。

 ↓

じゃー、気づいた所全部洗い出せば体系化できる?

(そんな工数ねぇよ。動かしてたらバグが出るテストケース思いつくんだし)

  

つまり、こんな感じ。

 

そもそも、自分がテスト専属でやっているけど、

正しくテスト出来ているのかも実はよく分かってないし自信もないし

実際はお客様に不満のないレベルのものはできているようなので良さそうだし

でも、プロジェクトが増えてきたら 一人では限界がある。

 

どうしていいかわからない。

  

昔テスト界隈の人に現状を話してたら

「てか、今何か困ってる?」て言われたのを思い出しました。

  

困ってるんです。

 

自分がやってるテストが どういうレベルのものなのかも分からないし

なぜ体系化できないか

どうやったら体系化できそうか

そういう悩みを持った人たちがこの世の中にいるのか

どういう勉強をすればいいのか、する必要があるのか

 

 

わからないんです。

 

 

私の場合も まったくこの状況で(しかも、現場の状況が変わったわけではない)けども

とりあえず、仲間を見つけよう、何かの情報を入手できればと

MLに参加したり、シンポジウムに参加したり、勉強会に参加したり。。

 

1年ちょっとかけて、色んなお知り合いの方はできて

勉強することで、分からないが分かるようになる ということは分かりました。

残念ながら、肝心の勉強の進捗率があがらないのですけど・・・

 

でも、一緒に考えたり、勉強することで 今困っていることが少しずつ改善できると

確信しているので(企業規模とか色んな要因で簡単でない所もあるとは思うけど)

今の活動は間違ってないな。と最近よく思います。

 

何にしろ、ドッペルゲンガー(違)に会えて嬉しかったです(´∀`*)

 

これから、がんばろ。

 

 


 

ということで現在。

 

テストオペレーターの育成には興味がなくなりました。

テスターの育成は、遅かれ早かれやるかもしれない。

今やっている仕事の体系化にもあんまり興味はなくなったと思う。

ソフトウェア品質の体系化は理解しとかないといけないことはわかってる。

今はエンジニアやディレクターといかに品質やテストを共存できるか、やっていくかというところに力を入れたい。←ちょっとずつ進んでる気がする

テスト自動化、テストコード、探索的テスト、コードレビューこの辺のキーワードで超高速テストアーキテクトができるとカッコイイナと最近は思っています。

エンジニアとかディレクターとしあわせになりたい(もちろんお客さまに満足できるシステムを提供した上で)

ク◯みたいな仕事

プログラマだったのですが、

まぁ割りとク◯プログラマだったと自覚してて

向いてないとずーっと言ってて(実質向いてなかったと思うけど)

 

そんなク◯プログラマをさらに上回るようなプロジェクトにも

参加してたことがあるわけです。

 

絶対使えない仕様

 

やることは、一覧画面にある帳票ボタンを押すと、その一覧の帳票が出力されること。

 

 ウチは、その帳票ボタンを押した先を作ることになったのだけど、

なぜかDBアクセスからSQLも1回でしなければならない。と言われた。

 

この業務で300行を超えるSQL文を書けるようになったのだけど

1回の発行では確実に帳票にできないものが出てくる。

 

なぜか一回にこだわる上司は GROUP BYすることにした。

そうすると、まとめられないカラムは何らかの条件(Max表示したり)をつけなければならない。

って、それ帳票でやっちゃだめやん。

 

ていうか、一覧と同じもの表示するはずの前提ひっくり返してるやん。

 

当時新人だったので、どこからおかしいのかがよく分からず、言われたまま頑張って作ってた。

まぁグルーピングが始まった時点で、ちょっとおかしいのは気付き始めたのだけど、どうおかしいかまでは分からずひとまず完成させるために走った。

 

途中、同じプロジェクトの同僚が病に倒れ、私も無駄なSQL文を作って超絶メンテナンスできなさそうなものを作ることに成功した。

納品には間に合い、私達はそのプロジェクトから抜けたわけだけど

どうなったんだろうね・・・

 

今ならどうするかなー。

とりあえず、画面と違うものが帳票で出るんだから、同じものをどうにかして出す方法考えるよね。(なぜあれでよしとなったのか、もめなかったのか謎だけど)

 

1.画面に出ているものと全く一緒でよかったので、その情報をそのまま引き継げるようにpostで渡してもらう。

 →力技すぎるけど、一番頭使わなくてよさそう。まぁ普通はしないか。

 

2.そもそもpostが一回というだけの制約なので、SQLが一回しか発行できないことがおかしいから、そのプログラム設計周りを再考する。

 →たぶん使えるモジュールの制約とかがあったはずだけど、理論的にSQLが一回しか発行できないって変。

 

3.そもそも先方とそんな仕様で合意できたってどうよ?というところを納得したい

 →納得できちゃだめだと思うけど、今の自分だったらどういう話でそんな合意が取れたのかあらためて聞いてみたい(興味本位)

 

 

3桁の暗証番号を解読する

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私が勤めている会社では社員研修(だっけな?)と称して、1~2年に一度旅行に行くわけです。
過去タイとか上海とか行ってきました。
 
で、今回のお話。
 
以前上海に行ったのですが、事件発生。
ホテルに到着して、預かっていた同僚の荷物を取ろうとスーツケースに手を掛ける。
あれ・・・?3桁?!
施錠するときに番号を確認せず、クルクルと番号を0に合わせた私。
暗証番号は4桁だとなぜか信じていた。
さ・・・・さんけただと?!
 
前回解錠したのは、2年ほど前のタイ旅行。覚えているわけもない。
 
        ぴーんち((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
 
その後、全テストケースをインクリメント、デクリメントで計2000回行って解錠できず。。。
結局プロの手を使って、物理的にファスナーのみ無傷で開けることに成功したわけです。
 けっか、このロック意味ないじゃん。とも思うわけですが。
 
その後数カ月後、自宅でふととある番号にセットしたら
 
 開きました(´・ω・`)ショボーン
 
なぜあの時あかなかったのか。というか、その番号試さなかったっけ?
人間焦っているときは冷静な対応ができていないことがわかりました。
 
 

テストする人の話。-テスターなの?テストエンジニアなの?-

このブログを作った時もテスターにするかテストエンジニアにするか色々もやってました。 (テスターって言い出した時期かも) なので、テストする人=テスター ってつけたんだなぁと振り返ってみる。

テスターという言葉が持つ職種について

日本における「テスター」という言葉には「テストオペレーター」という意味が色濃く根付いている気がしています。

特に社外のエンジニアとかだと「え?rinaさんはテスターじゃないでしょー?」と言われますし、 私自身も数年前はテスターと呼ばれることにモヤモヤしていたりしました。

4年前の記事になりますが、その辺のモヤモヤはこれを読んで何となく腑に落ちました。*1 *2 snsk.hateblo.jp

テストエンジニアって?

上記の記事で一点、「テストエンジニア」については少し見解が違います。

テストオペレーターでない人、一個上の人はテストエンジニアだと言われるようなことがありました。 私もモヤモヤ時期(というか↑の記事に影響されて)「テストエンジニアだ」と言っていた時期があります。

ただ、それもやっぱり少しだけモヤモヤしていて、エンジニアリングって何よ?みたいな。

以前、Twitterでそういう話題になったときに、とある方が

コード書けないでテストエンジニアなんてワロスwwww

的なある意味挑発的とも言えそうなことをつぶやいてたんですね。 ただ、私としてはこの言葉に納得してしまったんです。

テストする環境づくりが出来てはじめて「エンジニア」かなというのが腑に落ちたので、テスト環境が作れる人テストコードがかける人テスト設計が出来る人そういう人たちが「テストエンジニア」なのかなーと今は思っています。

じゃぁお前は何なんだよ

上記を踏まえて、自分ってなんだろ?と思ったときに

  • テストオペレーターではない(だって誰も私にテスト指示することない、自分で全部やらなきゃいけない)
  • テストエンジニアではない(勉強レベルでの環境設定やテストコードはかけなくはない、テストコードは読めなくはない。でも業務に使えるのはSelenium IDEの簡単なレベルのコードだけ)
  • テストオートメーターでもテストリーダーでもない

ただ、テスターはその辺を全部ひっくるめて(全部出来れば言うことないんだけど) テスターなんだと理解した。

実際のところ、テストという業務をするけれども 品質のカイゼンプログラマーとのチームビルディング*3 コスト考えたり、カイゼンしたり、相談したり、より幸せになるのは、みんながやりやすくなるにはどうするかとかそういうのを考えつつ仕事してる。 自分の会社にあったテストのスタイル(ドキュメントでの設計とか、探索的テストとか、自動化とか)

そういうスタイルひっくるめてテスターだな。という結論。

*1:1 現在はまた増えたり変わったりあると思いますが、大体こんなイメージかな

*2:2 紹介記事以外にも、最近は「テストオートメーター」などの職種も出てきていて今後はさらに色んなテストの職種が増えると期待?しています。(職種が増えることは期待ではないけど、認識として増えるのは嬉しいことかなーと思う)

*3:*3 語弊があるかも。テスターとプログラマーがうまくやっていく感じ