テストする人。

ソフトウェアテストってわかんない。テストとQAのゆるゆるブログ。

オンラインミーティングでわたしたちが(たぶん)無自覚でやってきたこと

オンラインミーティングについては、倉貫さんの記事がとっても参考になります

kuranuki.sonicgarden.jp

わたしは5年ほどオンラインのコミュニティ活動をしていて
わりとうまくいっているなと思っています。(だからこそ、先日までフルリモートワークしていたわけなのだけど)

わたしたちのメンバーは、おそらく無自覚にできていたので
あまり気づかなかったのだけど
今回はいくつか気づいたポイントを書きます。

ファシリテート力は大事

これは、私はずっと課題なんだけど、わたしはファシリテートが下手です。
どうしてもしゃべりすぎてしまうし、まとめる力もない。

ゆっくり話す

土地柄というのと、年々そうなったのもあるけど 話すのがゆっくりです。
そうすると、オンラインの場合聞き取りやすくなるし
威圧感もなくなるんだなーと思います。(ごくたまにそうならないこともあるけども)

同時に話さない

わたしたちはオンラインでも音声だけで開催することがほとんどで*1
誰が話しているかもわかりづらく、やっぱりオンラインだと話をさえぎると会話が成立しません。
オンラインでなくてもそうだと思うけど。

声はちょっとだけ高め

直接会わない場合、顔が見えていてもそうでなくても、ご機嫌が悪いかどうかがわかりづらくなるようです。
そのため、できればご機嫌がよいように、または気持ち声を高めにした方がよいかなと思います。
個人的にはぶりっこ(古い)くらいでちょうどいいと思います。

気持ちよく会を開催するために

上のことができるようになると、議論以外に無駄なストレスが減るんじゃないかなーと思います。

また、外国の方と話すときでも聞き取りやすくできるんじゃないかな、と思っています。

みんなぶりっこすればいいのに。
目的を達成するために、コミュニケーションにストレスをかけないようにするととてもしあわせ💓

*1:夜なのでメイクしていないのが嫌、移動中、家族といるなどの理由があります

エイプリルフールかなと思うくらいの入社をしてきた

入社エントリーにしようかなと思ったけど

とりとめもなく、すごいなって思ったことを書くことにしました。
それはそれで入社エントリーか。*1

入社オリエンテーションがすごかった

毎月数十人、中途入社がいることは知っていたのだけど
思ってた以上に多国籍な上に想定人数の数倍人がいて、めっちゃびびる。

メディアも入ることは事前に聞いていたけど、
これも予想以上の人、人、人。

わたし、先日まで田舎で引きこもって一人お部屋でお仕事していたんですけど、、
私こんなところで本当に働けるのだろうか・・

まずCEOのあいさつがありました。
初めて生でCEOを見たので、それだけでも興奮します。
お話は、ビジョンやバリュー、会社のこれまでの話やこれからの話をされました。

バリューについては、色々なところでネットにも掲載されているので、私ももちろん知っていましたし
自分がこうありたいなぁととても共感している部分でもありました。
CEOはさらにその先の展開 私が思いもよらない今後の展開を
夢ではなく現実として捉えられているのがほんとすごかったです。わくわくする。

ここでない場所なら絵空事として捉えたかもしれない
そんな会社で私はこれから働くのか。
まじすごい(語彙力

この日はCEOのあいさつ以外にも、丸一日色々なバリューの話であったり、
労務の話であったり
とにかく会社で大切にしていることの共有がセッション形式でおこなわれました。

なんかもう、これだけでひとつのカンファレンスが開けるのではないかというプログラムで
いちいち「すげーな、おい」と思ってしまいました。

すべて会社で掲げている3つのバリューに則っているんだろうな。

普通の説明会という形式もできるだろうけど
それぞれの方が説明者じゃなくて、登壇者という感じでお話しされていたのが
もうね、すごい(語彙りょ

一日でシンポジウムの参加したくらい、めっちゃ疲れました。
前日台風で現地での参加が危ぶまれていて、
わたしは所用で前々日に移動してため、奇跡的にこちらでうけることができました。
オフラインでうけることができて、ほんとによかったです。もう運命だと思います。

そして、これは何かに書かねば!という感じ。

ということで

*1:入社してやることとかはきっとどこかにいつか書くと思う

リモートワークで省エネになりすぎた

自宅リモートワーカーとして、時々「会社に導入提案したいけど、メリットとかデメリットとかない?」という相談を受けるようになりました。

特にネットで探しても、いいところより懸念点の方が多くあるような気がするし
リモートワーク一部導入の人や、やったことない人だと「俺は自宅で仕事できない」「誘惑が多い」みたいな話も聞きます。

私は自宅リモートワーク最高!派なんですが(↓に最高部分のエントリーを書いています) underscore42rina.hatenablog.com

じゃ、本当にデメリット0なの?というところを今回まとめてみようかなーと思います。

良くも悪くも省エネになった

お昼休みも就業後も、そこで勉強したり、社外活動をすることが減りました。
私の性質なんですが、「ついで」駆動が得意のようで、時間がないと思うとどんどん同時稼働で色んなことをはじめるんですね。

以前は、会社にいる時間を少しでも短くするため、自宅で休める時間を作るために
お昼休みに社内でご飯を食べるときは、その時間の残りを社外活動のメールを送ったり、
テストの共有会(テストランチ)をしたりしていました。(テストランチは他の参加者もご家庭の事情で就業後残れないという理由もあったからなんだけど)

今は、お昼休みは1時間ゴロゴロしたり
就業後にパソコンを触ることもなくなって(ミーティングとか宿題があるのでゼロではないけど最小限になった)

ちょっと良くないかもなーと思いました。

欲がなくなってきた

自宅にいることが多いので、余計なお買い物が減ったのはうれしいのですが
Amazonとかのネットショッピングすら必要としなくなりかけていました。

欲そのものがなくなってきていました。びっくり。

それは本当に必要なものではなかったと思えばいいことでもあるんですが、
今の生活以外の新しい刺激となるようなものも欲することがなくなっていて
それがこのまま続くのは心身として本当に健康とはいえないのかも?という気持ちがありました。

今のところはぎりぎり大丈夫

月に1度は市内の勉強会や用事で行くことがあるので
まだ大丈夫かなぁと思っています。

久しぶりに東京行ったときに物欲も戻りましたw
いいのかどうかわかんないけど。

結局自宅リモートワークはどうなのよ?

差し引きしてみても、それでもベースはおうちでリモートワークは好きです。精神的に安定します。(刺激少ないけど)

ただ、ときどきは外の刺激をうけるのは大事だなぁと思いました。

これから会社でリモートワークの導入を検討したい方は、

  • リモートワークのメリット
  • リモートワークのデメリット
  • オフィスのメリット
  • オフィスのデメリット

の4項目と、仕事と生活の軸を一緒に検討するといいのかなぁと思います。

すごい人

4年前に書いたまま下書きにおいてあったので放流(ちょっと書き直し) 

 ---

シンポジウムやワークショップに行くようになって、まずワクワクしたのは、この業界で活躍されていたり、アウトプットをガンガンだしているような方とたくさん知りあえて、さらに繋がって、さらに色んな人を紹介してもらったりできたことでした。

1年位前に、エンジニアである知人に「凄い人とかと知り合いになれるってすごくない!?」みたいなことを言ったのですが

 

「いや、別にそういう人と知り合いになりたいと思わないし」

ってバッサリ切られて(´・ω・`)ショボーンってなりました。

 

これっておそらく2つの意味で言っていたみたいなのですが

1.地位が高いだけの人は自分には魅力に見えない

2.知り合いになることが目的くらいなら、自分でさっさと勉強して、自分の能力はよ身に付けろ

 

ってことなんだと思います。

彼の言うことはごもっともでした。

 

1については、私が正しく伝えられなかったのが問題かな。と思いました。

ただ単に「社長」であるとか「教授」であることで権力をひけらかしているような人(は、実際にひけらかすだけのような人にお会いしたことないので、実在するかわかりませんが)

そういう人のことではなく、

それなりの立場があるだけでなく、もちろん実力もあって、人を引きつける魅力があって、たくさんファンがいるような方々のことを伝えたかったんです。

 

私自身は、ミーハーな理由に変わりはないんですけど・・・

動機は本当にこんな感じだったので、しょうもないと思われても仕方ないんですが・・

さらに、そんな動機でお会いさせてもらったことに、すごい方々にとっても申し訳ないんですが・・

 

でも、それでもお会いできて本当によかったーって思う人ばかりでした。

 

さらに私自身の価値観を変えていただいたり、人生もちょっと変わっちゃったんじゃないかと思えます。

  

知った!⇒お話できた⇒人柄が素晴らしい⇒私のつっまんない価値観も変えてくれた⇒大好き!⇒ファンになる

 

という感じが今です。

 

なので、「ファンです」と言うと、一般の人には「本を読んで・・・とか、~の技術について」ってことになりそうなんですけど

違うんですよ。。。私。

いいのか悪いのか。

 

失礼やろ。って怒られてもしょうがないとは思うけど。

でも、ファンには変わりないんですよね。

 

何かの悩みのときに「最短」で「適切」な道を示してくれる。

決めつけない

押さえつけない

ヒントはくれるけど、「こうしなければならない」と強いるようなことは絶対ない

バカにしない

常識・非常識というものさしで測らない

 

 

 

だから

 

安心してついていける

ファンになれる

もっと好きになれる

 

 

でも、たまに私の理解の1歩先のことを仰って、私がついていっていないときがあります。

周りの方がのフォローが身にしみます。

 

からの2018(4年後)

「すごい人」という語彙力のなさが、相変わらず残念だけど

ここで書いている「すごい人」は4年たっても「すごい人」です。

私の人生観は変わったし、その変化は生きる上でもかなり大事にしてるし、今が楽しい(大変でもある)

 

最近は、私の周りに4年前の自分と同じようなことを言ってるなぁと思う人もあらわれて、

そういう人たちがすくすく育つように(まわりの茶々に振り回されないように)何かできるといいなぁと思っています。

(下手すると余計なこと言ってテンションとかモチベーション下げてしまいそうで悩ましい)

 

 

私もエンジニアももっと日本語を勉強しようよ!の話。

かなり前に書いた(おそらく2~3年前)ものがそのままになっていた?ようなので、ちょっと修正して公開。


最近日本語で悩むことが多くなった。

作文を書く機会が増えた

作文というとあれですが、レポーターという機会を何度かいただいていて
WEB掲載のための参加レポートを書いた。

そこでいかに自分の日本語酷いか身にしみることになった。

ブログも酷いもんで、自覚はある。

まず書き方がぶれてるし
何が言いたいかわからんし
どう修正していいかもわからんし。

毎回レポートはレビューをしていただいてから公開しているので、
そこでかなり勉強させていただいている。
(と、同時に申し訳ない気持ちでいっぱいになる)

参加レポートなので、いくつか抑えておくべきものというのもあるんだけど
それ以前に「読める日本語で書こうぜ」である。

多分、ちょっとだけ日本語が読めるようになった

レビューしていただいたり、社外活動などでMLの文章を読む機会が増えて
きちんとした日本語を書いている方の文章がいかに読みやすいか、読むのに慣れてきた。

そうすると、周りの汚いものが見えてくるようになった。

自分の文章も読み直したら本当に酷い。

自分の日本語が酷いのはわかった。周りはどうだろうか?

周りも酷いことに気づきはじめた。
というか、そもそも周りが汚いから(その中でも自分はもっと酷いのだけど)汚いことに気づかなかったのかもしれない。

偏見であるけど業界的に多少メールの日本語わからなくてもニュアンスで伝わるっしょー。と甘えている人が多いのではないかな。

外国人にどう話すか

もう一つ。キッカケの一つになるとおもうが、外国籍の人とお仕事をする機会が増えた。
といっても日本語だけど。

そうすると、方言以前に適当な日本語だと伝わらないかな?とか、ゆっくり話して理解しているかな?と確かめないとなていう自覚がでてきた。

システムの日本語が気になってきた

最近ユーザーフレンドリーというか、システムのメッセージの表現もどんどん柔らかくなって
英語の直訳のような日本語ってどうなのよ。と思っている。
直訳をかえるだけなら前から気にしていたけど、どんどん気になってくる。

気になるというより、指摘に入りすぎてテストが進んでいないことも^^;

日本語大事

www.slideshare.net

現在(2018)はどうなのか

↑から2~3年して現在。
お仕事では、たまにドキュメントレビュー(日本語指摘)をすることも増えていました。
また、去年くらいから社外活動で使う文章などのレビューをすることも増えてきました。

伝わる日本語は大事で、「わかる」ということ以外にも
「背景がわかるようになる」とか
配慮がわかるようになるとか
余計なものがないおかげで、ストレートに気持ちが伝わるとか
色々あるなぁと思っています。

そして、まだまだ日本語難しいと思っています><

英語も話せるようになりたいけど、日本語大事!

テストをする人としてセクシャルマイノリティを考える

あまりにもセクシャルマイノリティにも詳しくないのだけど ここ何年か引っかかっているので。

システムでよくある性別選択

システムのユーザー登録でよくある性別の選択。

  • 男性
  • 女性

ISO 5218で指定された4つのコードは以下のとおりである。

  • 0 = not known(不明)
  • 1 = male(男性)
  • 2 = female(女性)
  • 9 = not applicable(適用不能

答えが書いてあった

Wikipediaより

上記コードを使用する場合、その識別子名は、"GENDER"ではなく"SEX"(英語)または"SEXE"(フランス語)を使用することを想定している。この規格は社会的・心理的性別ではなく生物学的性別を表記することが目的であるためである。

男性を「1」、女性を「2」とコードを振り分けているが、これには意味はないと規格に明記されている。この規格は、単に参加国の一般的な慣習を反映したまでであり、重要性、ランキングやその他、差別を意味する可能性のある根拠といった意味を表現しない。

そうか。システム上は生物学的思考で考えるとよさそうなんだ。

女子会ってなんだろう

IT業界では、女性が少ないということが提起されています。
そのため、女性だけのイベントがおこなわれることがあります。

わたしも登壇したり、お手伝いをしたこともあって
本会もとても盛り上がったし、とても楽しかったのだけど
これは、社会的・心理的性別が女性である人にとって
心苦しい状態にさせてしまっていないのか、すごく気になっています。

私が想像できる範囲では、気にせずに参加して欲しいと思うけ ど 私では想像できない背景があるんじゃないかなとも思うし
気持ちとして思うところもあるのかもしれない(気持ちになると個々で違うのだろうけど)

GENDERとSEXを混ぜて考えない

前述では生物学的思考と書いたけど、それはsexという入力項目については生物学的思考で考えたらよいだけで
システムのUIであったり、ユーザーが使うときにGENDERを考えないといけないようなシステムであるときに
SEXの意味でシステムをとらえてしまっていないか
ちゃんと考えないとなぁと思います。

そのために、もっと色んな人を知らないとなぁと思っているところ。
マイノリティにもやさしいシステムを提供できる人になりたいなぁ。

カイゼンするときに大切にしていること

自分が運営とかお仕事とかでもカイゼンしたいときに気をつけていることがあったので、まとめ。

一番パワーを使う人が主役

何かを変えようとしたときに、負担が公平であればいいのですが、そうでない場合があります。
運営だったら、XX担当者。
開発だったら、エンジニアとか。

その場合、一番パワー使う人ができるだけ楽(さぼるじゃない。彼らが一番快適に力をかけられる状況)
できるのは何かを考えるようにしています。

なので、その解決策だと、私が少し以前より負担とかめんどくささが増える可能性もあるかもしれませんが
それはOKとします。(ほんとにつらかったら、それもカイゼンするけど)

underscore42rina.hatenablog.com

も例のひとつ。自分が使うサービスを変えれば、エンジニアがちょっとでも楽できるならそっちの方がいいな。と。
この場合は、私も教育コストがほぼなかったので、負担が増えたほどではなかったです。

楽ができる方法を探す

上にも書いたとおり、さぼるではなくて楽ができる方法を考えます。
システムに任せられることであれば、積極的にシステムにまかせようとか。
ちょっとフォーマット作成して、そのフォーマットに従ってみよう。とか。

そのときも、めちゃくちゃ誰かの負担やコストがあがらない、ちょっとあがってもそっちの方がイケてそうだね。
という落としどころを探ります。

楽しくなる方を採用する

ルールばかりが増えても窮屈になるだけなので
ちょっとテンションがあがる ものがあれば、そちらを採用したいです。

どうせやるなら うぇーい ってやりたい。

きっと、うぇーい ができるチームになると
カイゼンはどんどん進みそうな気がする。