テストする人。

ソフトウェアテストってわかんない。テストとQAのゆるゆるブログ。

エンジニアリングマネージャーになった

3月1日付けでQAのエンジニアリングマネージャーになりました。

先月テックリードになったので、兼任という形でエンジニアリングマネージャー(EM)をするらしいです。

テックリードというのは気づいたらそういう名前がついてたかんじで、EMは意思表示などがあるので前もって聞いていました。

そういえば、兼任するんだっけ?と思って聞いたSlackの返事のやりとりがこちら

エンジニアリングマネージャーになること

そういえば、入社してから当時のマネージャーに マネージャーになるキャリアプランの話を聞いた記憶があります。
当時はマネージャーというものがピンときてなかったので、へーくらいに思っていたし、
割と最近まであまり興味はなかったというか、やっぱり開発チームでいかに開発を早く安心安全にリリースできるかを考える方が楽しくて. そこまで興味は持ってなかったような気がします。(あと入社当時はわからないけど、そもそもマネージャーになる条件に達してなかったのもある)

でも、せっかく大きな会社に入ったんだし、機会を与えてもらえるならみてみたいよね。っていうお気持ちが最近はあったので ちょっとエンジニアリングマネージャーっていうのを挑戦してみようと思います。

それから、元ボスにマネージャーになったことを報告したら「リナさんは向いてそう」って言ってもらえたので頑張ろうと思う。

どんな組織をつくりたいのか

公式には自分の一存では決められないのでわからないけど、どうなんだろう。そもそもQA組織っていうのがいるのかどうかも最近は悩んでいます。
なんでエンジニア組織だけじゃだめなのか自分で説明できない。
専門性を持つはそれはそうだけど、QA組織とする必要まではあんまりないような・・・.

とはいえ、ここで書いているような組織はありだなぁとはまだ思っています。EnablingチームのQAはSETというのでは・・という気もしなくもないけどそれだけじゃないよね

underscore42rina.hatenablog.com

とはいえ、QA組織というQAに閉じた組織が必要なのかはよくわからないので、いい感じにできたらいいなぁ

ちゃんとしたことは、きっと会社のブログに書くのかもしれないし書かないかもしれない。

やっていきたいこと

ひとまずはQAチームを見ることにはなるけど、開発に関しては今までと大きく違わないので、そのままやっていけるといいな。
またラッキー?なことに限られた人数(大人数ではない)のマネージャーなので、ちゃんと彼(ら)の成長のサポートをできるようにするのが当面の自分の目標なんだろうな。

あとは、開発組織の外をどれだけ役に立てるかとかもできるといいなと思う。
私がいる会社はプロダクトを作るのは手段であって、サービスを提供して お客さまの体験や世界を変えていくことができるので、それに対してQAとしてでも、そのために何かをしようとしている社員に対してQAとして入ることでよりやりやすくなる仕組みとか何かを提供していけるといいなって思います。

ちょっと目の前のことだけにしばらくは集中しないといけないけど、マネージャーとしての視野と視座が今後見えてくるんだろうな。楽しみ。
今年ももりもりサバイブしていく1年になりそうです。

QAエンジニアがテックリードになっちゃった

2月から組織改変(そんなに変わったわけでもないけど)があって、テックリードという役割をもらうことになりました。 昔から「テックリード」って響きがかっこいいなって思っていました。 なのでうれしい。

といっても辞令がくるとかでもなくて、定例でそのことを知ったのでとくに大きなリアクションはしなかったのだけど。

実際は私は窓口くらいが近い感じではあって、つい最近まで一人目QAって感じだったので役割は特に変わらない。 エンジニアからの手厚いフォローがないとテックな話はなかなかむずい。

もともと私はプロダクトよりだったり、プロセスだったりスクラムマスターとかには少し強みがあるQAで、 テックリードを名乗るにはだいぶがんばらないと外では言いづらいかもしれない。 エンジニアを名乗るのも難しいなぁと思っているので、テックむずい。

新規事業でMVPをいただきましたよ!

ちょっと外向きにはややこしいんですが、私は今メルカリという会社の新規事業にいます。
そこでメルカリ ハロという新しいサービスをつくっているところです。

about.mercari.com

前にいたソウゾウのように、新しい会社をつくってはないんですが、組織としては同じ(すでにそれ以上?)の規模で組織があり、
今回その組織内の表彰(Valueアワード)でMVPをいただくことができました。
*1 Valueアワードは、Go Bold, All for one, Be a Pro, MVPと4つの賞があってそれぞれ一人ずつ選ばれます。(今回は特別賞みたいなのもなりました) その中のMVPです。

メルカリグループで働いている中で、一度は賞をとってみたい憧れがあったので うれしい。

まだサービスローンチ前なので、色々言えないことが多いので、ちゃんとしたことはきっと会社のエンジニアリングブログに書けるといいなぁ。

私個人のこと

 今まで私はテストする人だったり、いわゆるスクラムinQAだったり、開発のチームでテストを軸とした活動をしてきました。
今回は、JSTQBでいうところのテストマネージャーの仕事を急にすることにならざるを得なくてほとんど私はテスト実行をしていません。
ほんとに心身ともにめちゃくちゃ突っ込んで、リアルに寝ても覚めても仕事のことが頭に浮かぶ毎日だったので. 今回獲れなかったら、今後も獲れることはないなって思っています。それくらい自分史上一番やっています。

とはいえ、サービスの立ち上げに関わっている人は全員めちゃくちゃやっているわけで、そのなか中で、選ばれたことは本当にうれしくて. 逆にプレッシャーになるくらいです。

ほぼ完全リモートワーク

 昨今出社傾向の会社は増えてきたと思います。
わたしたちの会社はYourChoiceという制度があり、出社も自宅も選べるようになっています。
 また、会社も集まりやすい曜日をつくったりなど、みんなともあえる仕組みづくりをしています。
そんな中ですが、私は福岡に住んでいるため、東京に行く機会がほとんどありません。
また、子どもが受験生ということもあって、年明けからは完全に東京に出社しないようにしています。
世の中的に、出社しないと成果が〜という話も目にすることがあるのですが、そうでなければならないとは限らないことを表せてよかったなぁと思います。
ちなみに、みんなと会ったり話したりするのは大好きなので、行った時は夏休みの出校日くらいわくわくしています。
春になったら行くぞーーー!

顔出しをしない

 リモートワークでこれもよく聞く「カメラのOn/Off」。これも私たちのチームでは自由です。
自分ルールでずっと運用していますが、基本的にカメラが自分を写しているのと、写った自分が表示されるのが本当に苦手なので基本的にカメラはOFFにしています。
初めの頃は1on1はさすがにONにていましたが、最近だとそれすらOFFです。
出社もしなければ、カメラもOFFなので動く私を見ていない人もいたりします。
その分コミュニケーションの仕方など色々気をつけていることもあるし、もともとオンラインコミュニケーションは得意な方だとは思うので あう、あわない、得意、不得意はあると思いますが、これも選択肢としてあってもいいんだなーって思えたのがうれしいです。

Workに異動願いを出したこと 2/13 追記

私たちの会社は状況に応じて異動願いを出すことができます*2
今回も異動願いを出したんですが、そのときに、スクラムマスターで得た活動をより必要とすることや、プロセス改善(というよりつくる)ことなど自分がQAの活動をより広げて力をいれられるし、やってみたいということを理由にしていたので、その結果が出せたのがうれしかったです。 異動前のマネージャーたちに報告したら喜んでくれました。うれしい。下に書いてあるようにQAとして獲れたことを同じように喜んでくれたことがうれしいです。

QAというロールでMVPが獲れたこと

 メルカリでもすでにQAエンジニアが、MVPを獲っている方もいるし、他の会社でもQAエンジニアがMVPを獲っている方は見ていたので、すごいなぁと思います。ただ、QAエンジニアがMVPを獲るのって本当に難しいと思っています。
MVPはさまざまな組織や人に関わらないとなかなか獲れないものだと思っています。そうすると、今までの自分のようにスクラムチームの中にいたり、テスト実行を中心とした活動で獲るのはなかなか難しいなと思っています。
また、QAという仕事は「テスト実行をする」と思われることも多く(それだけではないとも感じてもらっているけど、他のロールの人が「QAって何をする仕事なんですか?」と聞かれたときには、「テストをする仕事」と答えることが多いんじゃないのかな?と思っています。私も言っちゃうし). そんな中で、テスト実行を中心としない行動をしたところで表彰してもらったのはうれしいなと思いました。

また、投票してくださった方のコメントをいただけるんですけど、「開発のブロッカーを取り除く、プロダクトの品質をよくする行動をしてくれた」. 「MTGで議論が進めやすくなる雰囲気をつくってくれる」「プロジェクト全体を鼓舞してくれる」「rinaからの指摘は怖くない」っていうようなコメントをもらえたのは本当にうれしい。
これがQAエンジニアとして表現できる形だと思うし、私だから特別ではなく、QAってそういう役割もするんだと思ってもらえるとうれしい。*3

協力会社のメンバーが投票に参加したいと手をあげてくれたこと

 今回私がテストマネジメントをしていることと人が不足していることもあって、協力会社(第三者検証)のみなさんや、業務委託の方々にテスト設計やテスト実行をしていただいています。今は半数くらいがメルカリで長年いてくれるメンバーと働いているので、正直私よりメルカリのプロダクトやプロセスに詳しい人もいます。  Valueアワードは、性質上、社員で投票、表彰をするのですが、今回協力会社のメンバーから「私たちも投票に参加できませんか?」と提案していただきました。

これ、すごくないですか?

まず、長年いるメンバーがいるので「社員でするもの」とわかった上で、その上で「それでも投票に参加したい」と思うまでの意志をもってくれたこと、そんな人たちが私たちと一緒に働いてくれていることがめちゃくちゃすごいと思いました。
投票に参加したいということは、「投票したいと思うような相手と一緒に働いている」ていうことなので、その相手がQAなのか、社員の誰かなのか、協力会社や業務委託のメンバーなのか、とにかくそういう人と自分は働いているんだということの表れだと思うので、そういうできごとが起こったことが本当にうれしい。
 すぐ企画運営してくれる方にその提案をあげたら、「みんなでほめまくっちゃいましょう!」とノリノリでOKがでました。やさしい世界。
 

過去に撮った賞のこと

 10年前にWACATEというソフトウェアテストのワークショップでもMVPをいただいたことがあって、
そのときもその間の半年間はめちゃくちゃ勉強会やシンポジウムの委員をリードしてがんばってきて、そのことをポジションペーパーという自己紹介ページに、自分史上最高のデザイン(新聞風にした)でつくって選ばれました。
このときもこれで獲れなかったら、自分はこの先も獲れないだろうって思っていたので. やっぱり自分史上最高にがんばるくらいしないと、私の場合はそういうものを獲れることはないのかもしれないです。

いやーでももうこれ以上ほんとにがんばれない〜〜〜〜

*1:メルカリだと、メルカリ、HD、メルペイ、メルコイン、ソウゾウ、そして私のいるWorkとそれぞれでValueアワードとしてMVPがあるはず。

*2:状況により出せないときもありますし、会社の意向のときもあります。

*3:得意な領域はこれに限らず、色々いていいと思う。オートメーションもそうだしメトリクスに強いとか強みを色々と活かせるのもQAなんだって思われるといいなぁ

2023ふりかえり

2023年の振り返り

1月

子どもを修学旅行へ行かせるために自宅で引きこもってた。
会社のイベントだった屋形船に乗れなかった。

2月

記憶がない
たぶん3月の登壇資料を作っていたと思う。

3月

QAメンバーでJaSST'23 Tokyoにオンライン参加した。今年はちょっと集中力が足りなかった。

  • 登壇2つ
  • ブログ1本

スクラムフェス

confengine.com

スクラムフェス福岡にいってきたぞ!(登壇もしたよ) - テストする人。

スクラムフェスがいよいよ私の本拠地でやる!ということで、久々に何が何でも出たい!
あらゆるものを使って!の境地で福岡であることをゴリ押ししてプロポーザルを勝ち取ったところもありそうな気がします。*1
ありがたし.

スクラムフェスは現地参加初めてで、会ってみたかった人にたくさん会えたのがとてもよかったし、とても楽しかった。
私の話に興味を持ってくれた人もいたのがうれしかったな。

来年は子の受験シーズンやら入学手続きで参加できないことがわかっていたのと、やっぱり初年度に出たい思いが強かったのでほんとにうれしかったです。

副業QAの実態に迫るNight

trident-qa.connpass.com

副業QAの実態に迫るNightでお話ししてきたよ - テストする人。

およばれした。
結局QAコンサルタントとしての副業は今年はしなかった。(Slackで見守ってたけど)
いくつか相談とかを面談という形で乗ったけど、副業にまでは繋げられなかった。週1の朝1〜2時間という時間は副業にはなかなか向いてないらしい。
その後めちゃくちゃオーバーワークすることになったので、結果としては副業しなくてよかったということにはなっている。
また落ち着いたら、どこかお仕事あるといいなと思うし、もし転職するようなことがあれば、その前に転職先の企業で副業として働きたい。

4月

  • 登壇1本
  • ブログ2本

JaSST nano vol.23

jasst-nano.connpass.com

underscore42rina.hatenablog.com

www.youtube.com

発表者がいない!という声で、数日前で手を挙げてセッションを持ちました。
あきやまさんが一緒に手を挙げてくださったのでこの回も素敵な回になったのではないかと思います。

たぶんこの時は、JaSST nanoの発表者がいなくなったり、各種イベントや勉強会ってハードルが回を増すと登壇ハードルが上がるように感じたり、参加のハードルに対して私が課題とか疑問を持っていたんだろうなって思います。

JaSST nanoについては、年末に向けて連続登壇をする方が出たり、地域JaSSTの委員が出たりと、多様化されていたり、私が初見の方が多くでてるなぁって感じなのでいいなぁって思っています。

いいぞいいぞ

5月

YOUTRUSTに登録して、カジュアル面談をいくつかした。
副業・転職の面でなんかあるのかな?って話をしたようなしてないような気がする。
前述のとおり、その後の展開には繋がることなく今日まできています。
でも、熱心に連絡くださる企業があって、落ち着いたら連絡したい。

6月

  • ブログ1本

engineering.mercari.com

翌月から異動することも決まったし、どうしても書きたくてかきあげた。書いてよかった。
ソウゾウという会社でQA3人からはじめたチームだったけど、QAチームとしてもすごく居心地がよい2年間だったし、QAの活動をする上で、このブログに書いているような技術的な仕組みがあるといかにQAが楽かとかが身に沁みた。
それを社内レビューもあるブログに書くという行為をしたのは本当によかった。

たぶんこのブログの内容は今後の私のQAの組織をつくるとか、QAの立ち上げ(組織ではなく活動)をする意味でも今後の指針になると思っているので、今後も見返すと思う。

7月

またしても社内異動しました。春にソウゾウからメルカリに異動しているので、会社としては異動せずメルカリのまま組織異動って感じ。
HRの領域で、エンジニアリング組織の一人目QAというポジションをしている。

8月

  • 登壇 1本

JSTQB Foundation Levelシラバスの新しいバージョンの日本語翻訳が佳境で、東京で合宿をした。
オンサイトはやっぱりめっちゃ進むなというのと、閉店ぎりぎりまでサイゼリアで話したり、深夜まで話ができたりしたのでめちゃくちゃ楽しいしよかった。 湯本さんと仕事の話がちゃんとできる(今までは教えてもらうことばかりだった)ようになった気がするのがめちゃくちゃうれしかったな。自分の働く環境の変化を感じることができた。

[追記]

そうだった。指摘事項の項目数とSprintでバーンダウンを作ったんだった。

バーンダウンチャート

ちゃんとスプリントごとに経過がみれて、モチベーションも保ちつつ楽しくできたのを思い出した。
ちゃんと役に立ってた、私。

JaSST nano vol.27

jasst-nano.connpass.com

www.youtube.com

この回も1週間前とか?くらいまで発表者がいなくて急遽手を挙げたんだと思う。
そしてそのノリで同じくJSTQBの技術委員が手を挙げて、技術委員以外も登録していて、そういうノリ好きです私。

ふりかえると、8月9月はJSTQBのことをいっぱい考えていたことがわかった。

9月

  • 登壇 1本

JSTQBカンファレンスとISTQB GA

jstqb.jp

underscore42rina.hatenablog.com

ブログは12月にあわててポエムを書いたもの。
最後の1週間は有給とってJSTQBカンファレンスとISTQB GAにいった。 これは去年から絶対行くと決めていたので、いけてよかった。

本業では色々私の見込みが甘いことがわかってきて、慌てて業務委託に入ってほしいと泣きついたり、協力会社の面談をGAの合間にしたりしてた。

GA期間中はめちゃくちゃ英語話してた。
1月の乗れなかった屋形船に乗れて、伏線を回収した。

来年以降は海外のGAも参加できるといいなぁ。

10月

ちょっと本業も、翌月の登壇も、他のタスクも積み重なってたぶん軽く病んでた。

さらに、私たちの理事長でもある にしさんが亡くなって、最初の1週間は毎日泣いてた。 いまだにXにpostされていないことに違和感があるくらい受け入れきれていないところもある。
きっと関わった多くの人が「俺(私)だけ特別扱いをしてもらった(してもらった時期がある)」と思っていると思うし、私もそう思ってる。
にしさんが逝去されたことは、私たちの業界が前進するいくつかかそれ以上の機会を失ってしまうだろうなと思う。
みんな健康で長生きしてほしい。

そんなメンタルだったので、社外活動の一部を巻き取ってもらった。
今はメンタル快復しているので、オーバーワークが落ち着いたら他のことも再開しようと思う。

11月

  • 登壇1本
  • ブログ1本

JaSST'23 九州

www.jasst.jp

www.youtube.com

underscore42rina.hatenablog.com

7月からこれにも頭がいっぱいだった。
私にとってJaSST九州はこれで人生が変わったくらい大事なシンポジウムで、
私が実行委員として関わるようになって10年目の節目で、 私的理由として尋常じゃないくらい思いが強かった。 まさかこんな大役を仰せつかうことになるとは思ってもみないよな。人生すごい。

また、たぶん私が知っている中ではJaSSTの有料開催でYoutube公開するのが今回初めての試みだった。
これでJaSSTの開催や広報などの広がりにつながるといいなぁ。

underscore42rina.hatenablog.com

本会自体もアットホームかつ活気と熱気のあるとてもいい会だったと思う。
福岡という地に所縁がある人たちが業界がかわってきても普通に活躍している世界になっていて普通にすごい。

あと女性率が他に比べても高かった気がするのもすごくうれしいことだと思う。
あまり自分が活動する中で女性である意識はないのだけど(性別関係ないし)、やっぱり性別に注目するとエンジニアとしてはマイノリティな性別だし、それに対して私が何かできることはあるんだろうなってお気持ち。

ちなみにブログは翌日市内の喫茶店で泣きながら書いた。たぶんばれてないけど恥ずかしかった。

12月

  • ブログ26本

アドベントカレンダーと9月のGAとJSTQBカンファレンスの記事。

adventar.org

この3年くらいひとりアドベントカレンダー書いていたけど、今年は仕事くらいしかやってないなぁと思ってほんとにちょっとだけのアドベントカレンダーを書いた。
本来のアドベントカレンダーは、一口お菓子だったり、小さいおもちゃやオーナメントが入っているカレンダーだと思うので、ブログも大作じゃなくていいよねって発想だった。そういうのがあってもいいと思う。(Xでやってもいい気もするけど)

ブログは気が向いたらもう少し書き足すかもしれない。

総括

今年は仕事しかしていないと思っていたけど、数だけみたら仕事以外もちゃんとしていたので、2023年もがんばってたんだなー。えらい。

来年は旅行でもいいので海外に行くぞ!!

*1:ちゃんと選んでいただいたはずです!実行委員のみなさんありがとうございました!

JSTQBカンファレンスでモデレーターをして、ISTQBの会議に参加してきたって話(ほぼポエム)

途中まで書いて放置してたので投稿しようとしたら記事が消えてしまったので、書き直し・・・ ほぼ日記とポエムです。

jstqb.jp

9月に1週間夏休み+αで東京にいました。 上記のJSTQBカンファレンスや、ISTQBの会議(GA)に参加しました。

istqbga2023a.org

GAが日本で行われるのは10年以上ぶりに行われました。
私はJSTQBの技術委員として、GAに参加することができるのですが、今まで参加したことがありませんでした。(オンラインではあるけど)
この機会に空気を味わってこようというカジュアルな目的で参加しています。

また、この企画はJSTQBのメンバーがしているので、当日のお手伝いもするために、全日程参加しました。

7日間色々な気づきがあって楽しかったので覚書(もう忘れかけてるけど)

JSTQBカンファレンスについて

techplay.jp

本カンファレンスはソフトウエアの開発・運営に関わる全ての皆様へ、JSTQB からソフトウェアテストに関する最新情報をお届けしたく、開催いたします。(JSTQB : ソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織) 本カンファレンスは無料のオンラインカンファレンスです。 本年のカンファレンスでは DevOps における最適な品質管理や、ソフトウェアテストの基礎技術を学べる最新のシラバスについての講演を予定しています。

ということです。

私は、パネルディスカッション 進化したFLシラバスというタイトルでモデレーターをしてきました。

モデレーターをしてみて

今回、日英二カ国後によるパネルディスカッションということで、どうなることかと思って、わりと?ちゃんと?資料も用意したりしましたし、 JSTQBのメンバーとは2度ほど事前打ち合わせや宿題を出したりしました。
湯本さんからの「なんかあっても俺が何とかするよー」という力強いお言葉があったので、いつもどおり?できたのではないかと思います。

でも緊張していて、記憶が飛んでいます。

当日はJSTQBの技術委員や、このあとのISTQBのGAの方なども来ていて、カンファレンスのあとは交流会などもありました。
そこでジョージアの委員と仲良くなりました。

ISTQB GAについて

先に紹介したサイトにスケジュールが書いてあるんだけど、GAは本会議以外にもワークショップや本会議前のミーティングが連日あります。
そのあとにさまざまなレクレーションイベントも用意しています。本会議終了後の週末はエクスカージョンとして1日観光も用意されていました。
準備を進めてくれた委員会のみなさん大変だったろうな・・・ その分、当日のお手伝いくらいは!と連日参加したので、楽しく疲れました。

本会議の様子などはお伝えできないこともあるので、個人として初めて国際会議に参加したりイベントをお手伝いした感想など。

英語について

次のことができることがわかりました!3年英語をほそぼそ続けてきて少しは成果になっているのかも!

  • リフレッシュメント(休憩中に提供されるお菓子)の説明を英語でできる(単語しか言ってないけど)
  • 簡単な日常会話がコミュニケーションとれる
  • ジョージアの委員と二人でラーメンを食べに行けた。その間は簡単な会話はできていたので気まずい雰囲気にはなってないとおもう。彼女もQAエンジニアだったので、給与事情とかも話したけど、私が金額の計算を間違えている気がする
  • 第二外国語が英語な人が多かったので、全く聞き取れないみたいなことはなかった。今まで日本在住の英語話者だからわかるんだと思っていたので、少しだけ自信になった。
  • ディスカッションの内容は理解力2〜3割?聞き間違いも多いのでほんとは1割だけかも
  • イベント中やエクスカージョンのときは、英語でコミュニケーションできる(Google翻訳に助けてもらいながら)

イベント盛り上げ担当としてはそこそこ役に立ったかもしれない

とくにイベントやエクスカージョンには委員のご家族も参加されたりしていて、奥さんやお子さんが来ているところで、彼女たちが興味ありそうな話ができたのはよかったかな。
たとえば、K-POPはやっぱり流行っているらしくて(BLACK PINKが好きって言ってた)、住んでいる国でも全然チケットがとれないって話を聞いたり。 日本で関連グッズが売っているかもしれないところを調べたりしました。 日本は観光ページは英語であっても、そういう情報は日本語だけのページも多いから探すの難しそうだなって思いました。
コスメとか化粧品を教えたり。

また、日本食があんまり口にあわないとかもあったので、調べて教えてみたり。

お互い英語は同じ(いや私の方ができないかも)くらいだったのでサイト探したりGoogle翻訳使ったりとかコミュニケーション手段が増えたのはほんとにいいなぁと思いました。

他にもカラオケでもりあげるとか、屋形船で説明するとか、グループで日本人ひとりってことが多かったけど、それなりに楽しく過ごしてもらえたんじゃないかな。

あとよくみんなのお土産情報を調べてた。印鑑が欲しいっていって、にしさんに危うく印鑑を奪い取るところだった。Xで返信しそびれてしまったのでここで反省させてください。

GA関連について

具体的な感想がでてこなくて申し訳ない。特に最終日は疲れて意識飛んでた。
みんな本当にパワフルで圧倒された。
ワークショップも会議ももっと事前に聴く準備していれば、もっと理解度あがったかもしれないなぁ

JSTQBカンファレンス前にワークショップをしてもらって、それの感想をどうしてもいいたくて伝えられたのもよかったな。
前日にお食事したので顔を知ってもらえていたのもあるし、ちゃんと聴いてもらえたのがうれしかった。

アジャイルテストの四章限とワーク

adventar.org

25日目です。
毎年ひとり完走アドベントカレンダーを書いているんですが、今年は仕事関連以外のことをあまりできていないので仕事ネタにしました。

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speakerdeck.com

役になりきってほしいものを出してみて

この図なんだけど、当日お伝えできなかった発見があって(いやまだ発見ってほどじゃないかも)

アジャイルテストの四章限

アジャイルテストの四章限に似てるんだよね。

アジャイルテストの四章限は上をビジネス面で下が技術面としているのだけど 私のワークではビジネスである人たちの気になることが、実は四章限目でほしいものだったりして おもしろいなーって思って、ワークの並びを変えてみました。

今の所、それだけ。って話です。 もうちょっとちゃんと考えると面白いかもね!

エンジニアの帽子をかぶるタイミング

adventar.org

24日目です。
毎年ひとり完走アドベントカレンダーを書いているんですが、今年は仕事関連以外のことをあまりできていないので仕事ネタにしました。

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speakerdeck.com

役になりきってほしいものを出してみて

エンジニアの気持ちになるとき

この図なんだけど、当日お伝えできなかった話。

講演では、各役割のお気持ちになるのがテストをするときは大事!って話をしたんだけど、 常に4つの役割になるのは難しくて、実際は帽子を被り直す(役をチェンジする)こともやっています。 (必ずではないし混ざってることもたくさんあるけど)

で、今日は、エンジニアの帽子をかぶる瞬間のお話です。

私の場合は、以下が多いかなーと思います。 * テスト中にこれはパターンを増やしたほうがいいな!ってなる時 * バグの報告をする瞬間

ひとつずつ書いてみます。

テスト中にこれはパターンを増やしたほうがいいな!ってなる時

テスト設計中とかにもあるけど、テスト実行中にも想定よりも多くテストをしたくなるときがあります。
(自分のテスト設計がゆるいだけかもしれない) いわゆる、境界値とか組み合わせを増やしたいとかになるのかな。

そのときは、プログラマーだったころの自分や、そういうところに多くのバグが潜んでいるという経験からきているのかもしれないです。 なんか、、、あやしい。
これはもうちょっとやっておかないと不安だ。
みたいな気持ちでやっています。

そして不具合を見つけます。(たぶん不具合をみつけるときの多くはこのときに見つけてるか、画面を表示した瞬間に見つける気がする。気のせいかもしれない)

バグや改善案の報告をするとき

これは、修正するときに不具合の箇所をわかりやすくする、調査をしやすくするという点と 改善したほうがいい、不具合であるとエンジニアに納得しやすくする材料をできるだけ提供するときです。

例えば提供するものとしては以下は書くことが多いです。(うっかりつけ忘れることも多くて指摘されることもありますごめんなさい) * タイトル * 詳細 * Steps(再現手順) * 実際の値 * 期待値 * エビデンス スクリーンショットや動画、ログなど * テストをした環境 ブラウザやスマホならOSバージョン、機種 ** アプリのテストなら実施したアプリビルドバージョン

これは、修正箇所やバグの原因の特定に必要な情報として提供します。

また、詳細とか期待値では、修正または改善してほしい根拠を考えたり提案するために考えるときに 修正しやすい落とし所を考えています。 その際にエンジニアの帽子を被り直すことが多いです。

不具合だろうと納得してもらうときは Aの動きならOKだったが Bの動きならNGだった という情報を提供することにより、修正のあたりをつけやすくしたりします。

テストになれていない場合、BがNGだったしか報告しないことがあります。 そうすると、エンジニアはデバッグでAを自分で見つけることや実施する必要があります。 なので、テストをする人は、先に他のパターンでOKだったりしないかも確認してあわせて報告してあげたほうが修正しやすくなると思っています。

また、仕様としては載っていない改善があった場合でも、エンジニアの帽子をかぶることが多いです。 例えば、二つの入力フィールドを条件にして、バリデーションチェックの結果を返すようなものがあったとします。 基本的には一つ一つの入力フィールドの下に各々バリデーション結果を表示している場合だと、このような複数要因でバリデーションメッセージを表示した場合に、どこに表示するかがわからないときがあります。

このとき、ユーザー視点でいうと、この画面が複数修正する箇所がある場合、一気に修正したいので、全部バリデーションメッセージを表示して、かつ、その内容を確認しながら修正したいと思います。

一方でエンジニアの帽子をかぶると、複合要因のメッセージ表示はダイアログなどで一気に表示したいかもしれません。 どのような実装かでつくりやすさが異なります。 ただ、ダイアログの場合、入力画面の上に表示されて入力するためにはダイアログを閉じる必要がある場合があります。

その場合、一気に表示するけどユーザーも使える提案がしたいです。 例えば、ダイアログではなく、入力画面にエラー表示をするエリアを設けることで、双方が合意しやすい提案をするなどです。 (実際は、UIの変更をするならデザイナーにも相談します。)

今回書いていない場所でもエンジニアの帽子をかぶることもあるはずなんですが、また次の機会に書くかもしれません。